滋賀県にある20駅の中で 2番目に開業した駅    くつき新本陣  

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【 小浜と京都を結ぶ若狭街道(鯖街道)に沿った道の駅。13km北で福井県に入り、街道に沿った熊川宿に至る。 】

鳥瞰図
厳密に言うと、朽木宿や熊川宿が鯖街道の宿駅として栄えたのは道路整備が進んで荷馬車の通行が容易になった江戸時代後期以降。それまで(特に平安・鎌倉時代)の京都に解散物などを供給した鯖街道は国道367号や303号ではなく、人に担がれて花背峠を越えて大原から洛北に下る最短ルートの山道だったらしい。
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塩でしめた生鯖は京都に着く頃にはちょうど良い塩加減になり、特に冬には寒さの影響で特に美味だったと伝わっている。もちろん鯖だけではなく各種の海産物もこの道を経て巨大消費地・京の都に運ばれていたことになる。
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小浜から京都までは現在の「鯖街道ルート」で約90km・普通に走って約3時間、高速+マイレージをフルに使えば2700円・1.5時間。高速が早くて快適なのは間違いないが、旅の楽しさは間違いなくスポイルされるし鯖街道の旧跡を辿ることもできない。急がない旅を心掛けたい、と個人的には願っている。
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さて肝心の道の駅「くつき新本陣」だが、宿場の本陣を名乗っている割には見所が少ない。名前の知られた丸八百貨店なんて古い建物の中で近所のオバさん連中が世間話に花を咲かせているだけだった。
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ちょうど建物の前が宿場中央の「鍵の手」部分なのだが、片側に用水が流れる道沿いに数軒の少し古い家が見られるだけで、「鯖街道の古い宿場」の雰囲気が感じられない。その意味では、同じ鯖街道沿いでも福井の「熊川宿」の方が遥かに趣がある。鯖街道の古い姿が少しづつ記憶から遠ざかっていくようで、遠ざかった分だけ寂しさが残る。

基本データ

高島市朽木市場777  0740-38-2398  休業:火曜と12/28〜1/3  国道367号沿  日本橋から一般道で515 km

リンク先

近くの駅は

駐車場

公称は大型車3台+普通車93台、通行量が少ない割に広い(市民会館用か)ため行楽シーズンでも十分余裕がある。

騒 音

夜間の交通量は一段と少ない。大型車のスペースとトイレから離れれば静かにP泊できる。

物産館

9時〜17時、野菜類は豊富で値段もリーズナブル。特に日祭日の朝市(7〜12時)は間違いなく楽しめる。その他、鯖寿司や鯖のなれ寿司、栃餅などオリジナルの地場産品を豊富に扱っているのは嬉しい。

食事処

11〜17時(休日は10時半〜)、田舎の家庭料理のランチバイキング(飲み物付き・1000円・15時まで)がメインで単品料理もある。

軽 食

特になし。食事処が軽食を兼ねている他は自販機のみ。

休憩施設

新しいとは言えないがスペースはしっかり確保してある。テーブル・椅子類も十分にある。

トイレ施設

2008年の訪問当時は設備も管理状態も遠慮したくなるレベルだった。もちろんウォシュレットなし、改善されただろうか?

入浴施設

駅の敷地とその周囲には入浴できる施設はないが、立ち寄り温泉が近い。
2km南の安曇川対岸・グリーンパークにくつき温泉・てんくう・10〜21時(受付は20時半)・無休、露天・サウナ・プール(別料金)
  あり、加熱循環、600円。宿泊施設やテントサイト・バンガローもあるアウトドアレジャー施設。

犬の意見

少し裏道に入れば車の入らない細道がある。駅舎裏手の川はテトラで降りにくいが200mほど下流なら河原で水遊びもできる。

近隣の見所

200mほど北の丸八百貨店は国指定の文化財。若狭と京都を結ぶ鯖街道沿いに建つ昭和8年建築の洋風木造店舗で土日
  のみ開く。1階は喫茶と無料休憩所と狭い売場(9〜17時)・2階は吹き抜け(一部が元バー)・3階はギャラリー。
1km南に興聖寺、近江源氏佐々木信綱の開基による。すぐ近くに朽木・京極・浅井らが足利12代将軍義晴(一時期滞在)に
  贈った旧秀隣寺庭園(参考サイト)も。拝観は9〜17時・300円。

P泊する時の
総合評価
  ★★★★★★   温泉とコンビニが近くて静かな環境、もっと宿場の雰囲気に魅力があれば嬉しいのだが...。


     

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        中&右:駅舎のすぐ裏を流れる安曇川。雑草が茂っていて川原には降りられないが、すぐ先の橋まで歩けば水遊びができる平地がある。