大阪府にある9 駅の中で 5番目に開業した駅    しらとりの郷 羽曳野はびきの  

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【 ショッピングタウンっぽい新設の大型駅。商売としては成功だろうけど..この混雑は何とかならないのか! 】

鳥瞰図
「古事記」と「日本書紀」に拠れば、東国の敵対勢力を平定したヤマトタケルは都に戻る途中の伊吹山で病に倒れ、伊勢国能褒野(三重県亀山市・地図)で没して能褒野陵に葬られた(享年30歳)。その魂は白鳥に姿を変え、西に(都を目指して)飛び去った。この後は「古事記」と「日本書紀」の内容に違いが現れる。
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「古事記」では白鳥は河内国志畿に留まり、ここに造った「白鳥陵」から天に昇った、と記録している。この「志畿」の場所は良く判らないのだが、「志畿のワカタケル」が第21代雄略天皇(wiki)で、埼玉県行田市の稲荷山古墳(公式サイト)から出土した鉄剣(wiki)に刻まれていた「獲加多支鹵(ワカタケル)」と想定する説がある。
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一方で「日本書紀」は...能褒野陵を飛び立った白鳥は大和国琴弾原(奈良県御所市冨田・地図)に舞い降りて新たな陵とし、更に飛び立って河内国旧市邑(羽曳野市軽里・地図)に舞い降りて新たな陵とし天に昇った、と。
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この白鳥陵が道の駅から直線で1km強の近鉄長野線古市駅の近くにあることから道の駅の名が「しらとりの郷」、羽曳野の名も「白鳥が尾羽を曳いて」飛び立った伝承に基づいている。
羽曳野白鳥陵の画像数点は末尾に掲載した。ストックしてある能褒野と琴弾原の画像もいずれ掲載したい。
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周辺には大きな住宅団地があり南阪奈道路に面して交通の便も良いため混雑が当たり前になった人気の駅。
特に農産品に力が入っており、JA直営の野菜直売の「あすかてくるで(明日かて来るで)」は抜群の集客力がある。食事施設や軽食も充実しており、背後には良く整備された広い公園がある。家族連れには食事と買い物を兼ねて一日中過ごせるスポットになった。
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昼間の混雑が酷いためP泊は敬遠したくなるが、閉店後は比較的静かでスーパー銭湯も近くにありトイレも全てウォシュレット、犬の散歩コースもあるから意外にP泊に適している。周辺には観光スポットも点在しているため、この駅をベースにして周遊するのも面白い。

基本データ

羽曳野市埴生野975-3  072-957-6900  休業:木曜と12/30〜1/4  南阪奈道路の側道沿  日本橋から一般道で 523km

リンク先

近くの駅は

駐車場

公称は大型車4台+普通車81台、年末訪問の際は国道まで車列が続いていた。通常の休日もかなり混雑するらしい。
渋滞を避けるには少し離れた向かい側の空き地や公園の駐車場へ逃げる方が良い。休日以外なら、特に問題なし。

騒 音

国道から離れれば夜間も比較的静かにP泊できる。「タケル館」の公園側、トイレは離れるが第3駐車場などがお薦めポイント。

物産館

地元の特産品を扱う「タケル館」は9時半〜18時・木曜休、肉・野菜・焼きたてパン・繊維製品など、小さなスーパーなみ。

食事処

営業時間は店によって多少異なるが、ほぼ9時前後〜18時前後まで営業している。
メニュー例:パスタorドリアランチ(パン食べ放題+ワンドリンク)980円(11〜15時)・釜揚げうどんorそば700円〜各種・他

軽 食

「ぱんろーど」のカフェは11時〜19時半まで。その他にも軽食コーナーあり。

休憩施設

9時半〜18時、木曜休み。広くて使いやすく、テーブルや案内機能も良く整っている。持込みの食事を摂る程度の利用は可能。

トイレ施設

国道からの誘導路横に休憩室と併設。広くて設備も整っている。障害者兼用トイレも通常の洋式もウォシュレット設備付き。

入浴施設

約4km北西の羽曳野市野453にスーパー銭湯 華の湯 、10〜24時・600円、「全掛け流し」は誇大だが施設は良い。
約3km東の羽曳野市広瀬186-3にもスーパー銭湯 延羽の湯 、10〜夜1時・850円、ウェアとタオル類は無料、設備も充実。

犬の意見

裏手に隣接した広い公園の遊歩道が利用できる。緑が豊かで良く整備された素晴らしい施設だ。

近隣の見所

伝・応神天皇陵(地図・5km北東)、伝・日本武尊の白鳥陵(地図・4km北東)、河内源氏歴代の廟所 通法寺跡(サイト内リンク・
  別窓、地図・5km東)などの史跡が点在する。白鳥陵のみ駐車場なし、徒歩10分のイズミヤの駐車場が利用できる。
その他、野中寺(wiki)・ 誉田八幡宮 壷井八幡宮など、文化財サイトを参照して歩いてみよう。
  西12kmの堺市に仁徳天皇陵(参考サイト)、併せて堺の町並み散策(参考サイト)も面白い。

P泊する時の
総合評価
   ★★★★★★   混雑する休日の昼間さえ避ければ、思ったよりも快適。便利だし、ね。


     

        左:駅の背後は野外活動広場(18時以降と毎週木曜日休み)。バーベーキュー施設や遊歩道が整備され、家族連れに人気が高い。
        中:数ヶ所に別れた駐車場の収容台数は多いが休日の混雑は解消し切れていない。道の駅と言うよりも地元の買い物客がメインだ。
        右:正面の「あすかてくるで館」はJAの運営する地元農産品の直売コーナー。この広さは数多い駅の中でも最大級の規模だろう。


     

        左:背後の丘に広がる野外活動広場はファミリー層に人気が高い。暖かな季節には買い物を兼ねたピクニックなどに最適な施設だ。
        中:公園入り口から駅舎を撮影。左が食事処と物販の「タケル館」、右が「あすかてくるで」。国道の向かい側には大型店が建設中。
        右:「あすかてくるで」のアプローチには芝生が植えられ広々感を演出、通路はやや狭いが混雑対策のため出入り口を別にしている。


     

        左:敷地への入り口横にはトイレ棟と休憩棟が建てられている。駅舎からやや離れているが施設も大きくて余裕があり、使いやすい。
        中&右:入り口の前には屋根があるが、駅舎との間に車路があるため雨の日にはやや不便。左が休憩室・右がトイレ棟となる。


     

        左&右:休憩室はかなり広くて余裕があり、片隅には畳のコーナーも設けられている。大きなテーブルも多く、案内機能も充分だ。
        右:「あすかてくるで」の入り口部分。これだけの広さが全て農産品で満ちているのだから、その意味では実に驚かされる。


     

        上:産直野菜売り場の風景。年末が近かったため買い物客も多く、並べられている季節の野菜の種類も豊富だった。


     

        左:「タケル館」の前にも30台ほどの駐車スペースがあるが昼前後は殆ど麻痺状態。背後の国道沿いには大型の食品スーパー。
        中&右:左隅にある「はびきのうどん」の入り口と店内風景。きつね・つきみは550円、てんぷら700円、にく750円..やや高いか?


     

        左&中:手作りパンの店とパスタ・カフェの一体化は評価できる。パスタorドリア+ワンドリンク+パン食べ放題ランチ980円は秀逸だ。
        右:食品スーパー並みの面積で、ややグレードを上げた肉売り場も開かれている。道の駅っぽい雰囲気はほとんど見られないが...


     

        上:「タケル館」の売り場風景。野菜の買出しついでにショッピング、地元客には確かに魅力があると思われる。


     

        左:ヤマトタケル(日本武尊)白鳥陵の西側からの鳥瞰画像。駐車場なし、イズミヤの駐車場から徒歩5分で行かれる。
        中:ヤマトタケル(日本武尊)白鳥陵の東側からの鳥瞰画像。右(北側)と下(東側)には濠沿いに遊歩道がある。
        右:前方後円墳の「方」部分の北側から。この右手に参拝所がある。墳丘の全長は190m、濠の巾は40〜80m。


     

        左:前方後円墳の「方」部分の北側から。この右手に参拝所がある。墳丘の全長は190m、濠の巾は40〜80m。
        中&右:民家が近い割に大きい参拝所。正式には白鳥陵古墳、5世紀末〜6世紀初頭の大王クラスの墓と推測される。