岐阜県にある54駅の中で 8番目に開業した駅    奥飛騨温泉郷上宝かみたから  

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【 安房トンネルの開通で手近になった奥飛騨温泉郷。残念ながら、道の駅は温泉施設を備えていない。 】

鳥瞰図
1997年に長野県の坂巻温泉側と岐阜県の平湯温泉を結ぶ安房峠道路(通称安房トンネル)が開通した。岐阜県で最も最も交通事情の悪い、文字通り「奥飛騨」だったエリアが一転して高山や飛騨や白川村などの著名な観光地に車で向かうための玄関口に変身した。
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松本を早朝に出発して高山を目指した場合、狭い悪路を渋滞を覚悟して安房峠を越えるか、中山道を南下して木曽街道経由のルートを選ぶか、野麦峠を越えるか...いずれも日帰りなんて想像もできなかったのに、わずか3時間弱に縮まってしまった。20年前の「長距離・長時間ドライブ」を経験している私には隔世の感がある。
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そして2005年、旧・上宝村が高山市に編入された。安房トンネルの出口(標高1300m)から右に分岐して富山に向かう国道471号は600m近くを一気に下って高原川沿いの道の駅・奥飛騨温泉郷上宝に至る。三井神岡鉱山の未処理廃液が神通川の下流で大規模な土壌汚染と「イタイイタイ病」を引き起こした、その上流である。
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正確な記憶はないが、駅の開業は安房トンネルの開通と同じ頃だったと思う。元々の小さなキャンプ場が今では150サイトにも巨大化し、道の駅の方が付け足しになったような雰囲気がある。使用料は5900円から7600円(大人と子供各2人として)、これを安いと思うか高いと思うかは人それぞれ、まぁ私は嫌いだけど。
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個人的には、何よりも新穂高ロープウェイで穂高連峰近くの展望台まで登りたい。なにしろ富士山を除く日本最高峰の奥穂高岳(3190m)の目の前まで、歩かずに登れるんだからね。 イラスト地図穂高山系の鳥瞰図(共にサイト内リンク)を参考に。料金は結構高いし犬は乗れないけど、実際の魅力は忘れ難い。
「槍・穂高に最も近い展望台」のキャッチフレーズが納得できる。

基本データ

高山市奥飛騨温泉郷田頃家11 0578-9-3746 休業:無休(12〜3月は水曜休) 国道471号沿  日本橋から一般道で 286km

リンク先
近くの駅は
駐車場

公称は大型車5台+普通車28台、やや狭いが新穂高温泉〜ロープウェイ方向への観光客が多いため極端には混雑しない。

騒 音

紅葉シーズンでも夜間の通過車両が少ないため非常に静か。P泊は敷地の左隅または右隅が最も快適だが、宙ドームかアルプ飛騨古川がベター。オートキャンプ場利用なら露天風呂が無料になるけれど、2+2で1泊5900円〜6700円は...ちょっと高すぎるのでは?と思う。最後に立ち寄った2009年には1泊5000円〜3500円だったから30%の値上げ、首都圏近郊レベルだね。

物 販

9時〜17時(12〜3月は16時半)、地元食材の加工施設などがないため問屋経由の土産物類のみで特に眼を惹く物はない。

食事処

麺類中心で岩魚の塩焼きなどもある「いちすけ」と、麺類+飛騨牛の丼や串焼きなどを扱う「たぬき」の2軒が並んでいる。
どちらもややチープな造りなので落ち着いた食事がしたい場合は平湯・新平湯・新穂高温泉周辺の方が向いている。

軽 食

キャンプ客相手の「いちすけ」と「たぬき」が軽食を兼ねており特に不自由はないが、夏以外の営業時間が短いため要注意。

休憩施設

9時〜17時(12〜3月は16時半)、駅の規模の割には広くて設備も整っている。

トイレ施設

別棟だが、管理は一応行き届いている。障害者用も含めウォシュレットの設備なし。このクソ寒い地域なのに...

温浴施設

施設なし。周辺には露天の共同湯が点在する。荒神の湯へ2km、新平湯温泉・神の湯へ4km、 新穂高温泉へ7km、
平湯温泉へ11km、など(いずれも参考サイト)。

犬の意見

意外だが、散歩できるのは駐車場のみ。国道には歩道がないし裏手はオートキャンプ場、川原に降りる道は見当たらない。

近隣の見所

時間があれば新穂高ロープウェイで標高2156mの終点・西穂高口へ。駐車と合わせて往復3400円は高いが天候に恵まれれば別世界の眺望を味わえる。

P泊する時の
総合評価
 評価は★★★★★   キャンプ場併設の道の駅は邪魔者扱いされる場合があるから敬遠しよう。宙ドームまでなら30分だ。


     

        左:安房峠道路から降りて国道158号に入るとすぐ平湯温泉、温泉街を抜けると間もなく平湯温泉をバイパスする国道471号と合流する。
国道158号は旧・安房峠を下ってきた峠道で、平湯温泉は旧道そいに開けた温泉街。バイパスよりも少し狭いが温泉街の雰囲気も味わえる。
        中:両方の国道の合流点から約10kmで道の駅に到着。途中でクマ牧場や新平湯温泉を過ぎ、高原川の赤い橋を渡ると新穂高ロープウェイの
ある新穂高温泉に向かう県道475号と分岐して左へ、約1kmで道の駅に到着。
        右:通り過ぎた側から駅舎を撮影。高原川沿いの平地を利用した奥飛騨で最も古いキャンプ場に併設した駅で、川沿いはキャンプ場の私有地。
清流で水遊びを楽しむなら赤橋を渡る手前左側の文化センター駐車場を利用するか、赤橋を渡って200mの路側帯にも停められる。


     

        左&中:国道沿いに長い駐車場は使いやすい。大型車のスペースがやや少ないため観光シーズンの休日には観光バスで混雑するらしい。
        右:駐車場の左隅に狭い緑地が設けてある。川沿いが全てキャンプ場なので散歩する場所もないのは実に面白くない。


     

        左&右:駅舎の左側がトイレ棟で右側に物産館が続いている。駅の名は「奥飛騨温泉郷」だが、立ち寄り温泉などは設けておらず、物産館も狭い。
        右:建物群の中央にオートキャンプ場の受付があり、料金を払った利用者以外は立ち入り禁止になる。この右側に数軒の食堂と外食がある。


     

        左:キャンプ場入口右側の軽食コーナーと食堂はキャンプ場に併設した店舗で、同じ経営母体だと思う。メニュー詳細はこちらで。
        中:敷地の右側にあるウッディな食堂リバー亭(公式サイト)も同じ系列の経営だろうか。飛騨牛とラーメンなどをメインにしている。
        右:物産館の一角にタイル床の独立した案内&休憩コーナー。利用は営業時間中のみだが設備は整っており、資料の種類も多い。


     

        左:物産館の一角にタイル床の独立した案内&休憩コーナー。利用は営業時間中のみだが設備は整っており、資料の種類も多い。
        中&右:物産館の大部分は問屋経由の既製品で、地域の香りがする品は少ない。地場産品を加工する施設はないらしい。