群馬県 32駅の中で 19番目に開業した駅   霊山たけやま  

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【 のどかな風情に溢れた山村の道の駅。キノコや紅葉の季節には更に楽しめそうだ。 】

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鳥瞰
国道17号から中之条エリアに入る代表的なルートは二つ、両方とも良く整備された走りやすい道だ。渋川から吾妻川沿いの国道353号を北西へ進み道の駅「おのこ」を経由するルートと、渋川から国道145号を真っ直ぐ西へ進み新駅の「中山盆地」を経て中之条へ下るルートである。
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今回訪問した「霊山たけやま」は二つの代表的なルートの到着点である中之条から越後方面に向うルート、つまり道の駅「たくみの里」を経て月夜野へ下る県道53号(大道峠経由)の中之条寄りに位置する。当然ながらこのルートの利用価値は低く、交通量もかなり少ない。首都圏から群馬県北部の道の駅を巡って戻るならば、渋川市街→おのこ→霊山たけやま→中山盆地→たくみの里→月夜野矢瀬→北端の水上町水紀行館でUターンして17号国道東側の道の駅に寄りつつ南下と良い。
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残念ながら道の駅がある県道53号沿いには温泉もなく、観光ルートからもやや取り残されたエリアである。この地域の死者の霊魂が集まるという霊山嵩山(たけやま)と、麓の蕎麦処やアスレチック施設・野菜直売所が08年8月に道の駅に登録され、今後の観光客誘致の核に活用したい...そんな期待が込められている。
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名前からは何となく新興宗教の本山(笑)をイメージするがこれは全くの的外れ、静かな静かな山村の駅である。永禄八年(1565)に信州上田の城主真田幸隆(幸村の祖父)に攻められた斉藤一族が嵩山城で滅亡、その140年後の江戸時代に死者を弔う観音像を建て始めたのが起源である。最盛期には100体の観音像が参道に並び、数回の修復を経て現在も半数近い石仏群が往時の姿を留めている。

基本データ

吾妻郡中之条町大字五反田222  0279-75-7280  休業:年末年始  県道53号沿い 日本橋から一般道で 150km

リンク先
近くの駅は

中山盆地:13km  おのこ:15km  たくみの里:19km  こもち:22km  月夜野矢瀬:25km  あぐりーむ昭和:28km

駐車場

公称は大型車2台+普通車76台、やや分散しているが収容力は充分で大型車(2台分のみ)も分離されており、使いやすい。

騒 音

交通量の少ない県道から更に200mほど離れた脇道に面しているため騒音はゼロ。P泊の環境としては悪くない。

物 販

9〜17時(農産品直売所も同じ)、ごく普通の売店で特徴には乏しい。向いの神社横の屋台の方が価格は安い。

食事処

11〜17時(11〜3月は16時まで)、移築した萱葺き農家で雰囲気は良いが店外には営業時間もメニューの表示もなし、サイトで事前確認した客やリピーター以外は入りにくい。一応地粉100%の十割蕎麦との表示はあるが更科と田舎、両方あるのかな。
価格はまぁまぁだが椅子席なし・蕎麦湯付き。ちょっと覗いただけなので味は未確認。メニュー詳細はこちらで。

軽 食

駅舎右側の外向きの軽食カウンターでソフト・ホットドッグ・ぜんざい・コーヒーなどを扱っている。

休憩施設

軽食カウンターの前にある数台の木製ガーデンテーブルだけで室内の休憩施設なし。寒い地域だから、冬はかなり辛い。

トイレ施設
 
24時間トイレは駅舎の右側別棟。特に問題はないが障害者兼用に暖房便座があるだけで全てウォシュレット設備なし。
温浴施設

最も近かった新中之条温泉の一軒宿(岸本旅館)が廃業し、駅の敷地とその周囲には入浴施設は見当たらなくなった。
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10km東の国道353号脇の小野上温泉センターは9〜21時(受付20時半)・毎20日休、露天あり、410円。08年秋に改装して
  立派になったが、泉質が落ちたとの噂あり。依頼すれば河川敷の駐車場でP泊も可能。「道の駅おのこ」からなら約4km。
12km西の沢渡温泉には温泉場の雰囲気が味わえる共同湯(参考サイト)あり。10〜21時・無休、内湯のみ、300円。
  ただし、ど〜せ沢渡まで行くなら駅から14kmの四万温泉で北関東屈指の名湯を味わおう。詳細は四万温泉協会サイトで。
  時間は限定されるが、一般に開放されている無料の共同湯も4ヶ所ある。詳細はこちらで。
町営の四万清流の湯は10〜21時(11〜3月は20時)・第4水曜と12/27〜29休、露天付き、2時間500円。
  食堂はないがフロントで出前を頼める。四万温泉の立ち寄り湯の代表格。温泉街手前の四万大橋手前を右折、200m先を
  左折して橋を渡った左側。休日は結構混むがウィークデーなら(17時以後を除き)貸し切り状態に近い。

犬の意見

敷地も広いし周辺の道も静かだし、良く整備された登山道を少し歩くのも楽しい(空いていればノーリードでも歩ける)。

近隣の見所

駅の北側、すぐ背後に聳える嵩山の標高は789m、2時間強程で往復できる低山なので時間があればのんびり自然を楽しむ
  のも面白い。登山の概要は(参考サイト)で。初心者でも登れるルートだが鎖場もあるため注意は欠かせない。

P泊する時の
総合評価
 評価は ★★★★★★★   開業から間もなくの訪問で駅の機能はまだまだ整備不足、今後に期待したい。


     

        左: 大道峠を下って暫く走ると嵩山の北麓に至る。
        中: メイン駅舎へのアプローチ。
        右: 道路沿いの駐車場から駅舎を。


     

        左: 緑地の多い敷地の右側がメイン駐車場。
        中: 嵩山を背景にした駅舎。
        右: すぐ前には新都神社の森。


     

        左: 駅舎は二階建てだが駅として使われているのは一階のみ。
        中: 駅舎前のアプローチも余裕の広さ。
        右: 二つの岩峰が並ぶ、嵩山独特の姿。


     

        左: 嵩山に向う登山道の途中から駅の全景を。
        中: メイン駐車場から駅舎を。裏の平屋建てが何かは確認しなかった。
        右: 駅舎右側のトイレ棟。深刻ではないが、やや管理不足気味。


     

        左: 狭い売店は農産品がメイン、こんにゃくなど加工品が少々。
        中: 外に向いた軽食のカウンター。暖かな季節には木製テーブルが休憩用に利用できる。
        右: 駅の右手には蕎麦処が見える。


     

        左: 農家を移築したと言う蕎麦処。リピーターも多いらしいが...詳細は未確認。
        中: 向い側の親都(ちかと)神社横には農産品の店があり、うどん程度の食事ができる。
        右: 神社入口の大ケヤキ。樹齢700年・樹高15m、県指定の天然記念物で、群馬県2番目の大ケヤキらしい。