河津の古刹 南禅寺 

 
左フレームの表示 &「鎌倉時代を歩く 壱」 の記載ヶ所へ    「索引」 へ  「旅と犬と史跡巡りと」のトップページへ

.
初めて南禅寺を訪問したのは2000年前後。当時の拝観は寸志で、事前に地元の管理者に電話して扉を開けて頂いた。現在もこの手順は変わらないが拝観料は
300円に固定されている。当時は訪れる人も少ないローカルな場所だったが、その後は様々なツールで紹介され注目を集め始めた。昭和四十八年 (1973)に
本尊の薬師如来坐像が盗まれたとき、犯人グループは境内から下の道路までロープを張り、滑車で118cmの仏像を運んだという。
.
河津駅や河津八幡神社からは約2km西の谷津川上流に位置する。道路沿いに数台の駐車スペースが確保され、農地の向い側に伊豆急電鉄の線路が通っているが
路線パスはなく、交通の便は悪い。谷津川と河津川の合流点(「河津」の語源)近くにある河津八幡や栖足寺(参考サイト)と併せた見学ルートを考えたい。
.
東泉山南禅寺は伊豆横道三十三観音霊場の十七番でもある。南禅寺の本尊は聖観世音菩薩像、源氏再興の大願成就を祈る頼朝が伊豆の南部に点在する寺を巡礼し、
これが観音霊場として定着した、と伝わる。もちろん信頼性には欠けるが、歴史ではなく観音信仰として受け止めるべき、か。


南禅寺   仏谷   伊豆ならんだの里

           左: 山裾から150mほど登った竹林の奥にひっそりと建つ無住の南禅寺。江戸時代の再建だが、既に200年が過ぎた古い寺堂である。
.
           中: 南禅寺の参道から仏谷を見る。堂内の仏像24体はいずれもこの仏谷から発掘されており、那蘭陀廃寺の規模と素性を覗わせる。
.
           右: 2013年早春、南禅寺横に「伊豆ならんだの里 河津平安仏像展示館」がオープン。入館料は300円、ただし館内の写真撮影は禁止。
詳細は 河津町観光協会(公式サイト)で。展示館の画像をクリックすると本尊の薬師如来坐像と脇侍の拡大版にリンクする。


この頁は2022年 7月11日に更新しました。