埼玉県 20駅 の中で 2番目 に開業した駅   おがわまち(伝統工芸会館)

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和紙の里・小川。街中に近くて便利な割に夜は静かだが、トイレ管理には問題あり。

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鳥瞰図
都幾川と東武東上線に沿ったローカルな国道254号に面している。東上線とJR八高線が合流する小川駅までは2km、駅前に駐車場を完備した大型食品スーパーもあるが周辺の道路が狭いため、反対方向の東へ3km弱のショッピングセンター(カインズ・モール)で買物する方が正解だと思う。
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トイレ裏手にあるサブPまで含めると駐車場はとても広く、メインの駐車場は植え込みで数区画に仕切られているためP泊向きで落ち着けるが、トイレの施設はかなり悪い。中央の広場を囲む駅舎は大きく3ヶ所に分かれており、国道側の物販&食事処のある棟以外は利用度も低く、施設は持て余し気味だ。
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小川和紙は西暦668年の戦乱で 新羅に滅ぼされ、逃げ延びて武蔵の国に定住した 高句麗(wiki)の渡来人が伝えた「紙漉きの技術」が始まりで、町内には体験教室を併設する製紙所も多い。休日には和紙漉き実演や体験教室も開催され、週末や祭日には広場で産直市も開かれている。
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小川町の料理人・忠七が 山岡鉄舟の言葉「調理に禅味を盛れ」を受けて考案したのが忠七めし。
日本五大銘飯の一つと言われる。薬味に加えてさらし葱・山葵・柚子などを使い、細かい刻み海苔を混ぜた炊き立ての白飯に薬味を乗せ、熱いタレを掛けて食べる。永谷園の海苔茶漬けに近い? なんて言ったら不謹慎か(笑)。幕末に近い頃に旗本だった鉄舟の実父が小川町蔵奉行に任じて一帯を知行していた、それが縁で忠七と知り合ったらしい。
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ちなみに、残りの四銘飯とは・・・アサリや葱を炊き込んだ「深川めし」(東京下町)、塩漬けサンマを炊き込んだ「さよりめし」(岐阜)、鶏などを炊き込んだ「かやくめし」(大阪)、煮た野菜と豆腐に山葵を加え飯の下に入れてダシ汁を掛ける「うずめめし」(津和野)・・・らしい。名古屋の「ひつまぶし」や関東・東海の「ナメロウまご茶」なんか、加えても良いかも。 浪費を厭わず本格的な忠七めしを味わいたければ小川駅近くの 割烹 二葉へ。私は行きませんけどね。

基本データ

比企郡小川町大字小川1220 0493-72-1220  休業:月曜と12/28〜1/4  国道254号沿  日本橋から一般道で 69km

リンク先
近くの駅は

ひがしちちぶ:8km  はなぞの:13km  いちごの里よしみ:13km  かわもと:16km  おかべ:24km  めぬま:24km  みなの:29km

駐車場

大型7台+普通車89台、大きなイベントの時には広いサブPも使えるため収容力は充分、大型車も分離されている。

騒 音

国道から少し離れ植え込みで区切られているため夜は静か。カップルの駐車やP泊する車も多く、やや煩わしい。

物産館

9時半〜17時、売り場が狭く和紙関連以外は特色が乏しい。休日のみ特に安いほどではないが店頭野菜が豊富に並ぶ。

食事処

「麺工房かたくり」が軽食(10時〜16時)を兼ねる。

軽 食

上記の喫茶コーナーでアイスクリームや飲み物を扱っている。敷地左の「笑天街」は軽食専門店が6軒ほど(主に休日のみ)。

休憩施設

屋内にはスペースなし。屋外に数ヶ所、ベンチとテーブルが置かれている。

トイレ施設

営業中の屋内施設は普通だが、別棟トイレは建物も設備も古くて狭く管理も悪い。もちろん、ウォシュレット設備なし。

温浴施設

1kmほど北(ルート地図)小川町駅近くに 花和楽の湯。設備もサービスも上質だが料金が高く、近隣には他に競合立ち寄り湯
  がなく、混雑も激しい。2019年春現在の料金は通常1080円・18時以降の割引で880円。源泉26℃の沸かし湯なのだが。
  料金は我慢するにしても芋洗い状態の混雑には我慢できない。秩父方面に避難しよう。

犬の意見

裏手のサブ駐車場から手頃な散歩ルートあり。緑の豊かな丘の公園もあるが雰囲気はややチープ。

近隣の見所

都幾川を渡って徒歩5分ほどの里山にカタクリとオオムラサキの林。春先にはカタクリとニリンソウの群生が見られる。
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3kmほど東の武蔵嵐山駅周辺には重忠生誕地跡の 畠山一族廟所や後に本拠を移した 菅谷舘跡、また木曽義仲の父親で
  頼朝の叔父に当たる源義賢が本拠を置いた大蔵舘跡や木曽義仲所縁の斑渓寺や鎌形八幡など、平安末期から鎌倉時代に
  かけての様々な史跡が点在している。和紙の魅力を見直す共に東国を駆け抜けた武将の足跡も探ってみよう。

P泊する時の
総合評価
 ★★★★★★★★★★   EV車充電・可、Wi-Fi接続・可、 埼玉県で EV充電できる道の駅」を参考に。


     

        左: 小川町の中心部までは約2km弱、周辺は住宅と農地が混在する緑豊かな田園地帯だ。交通量はやや多めで大型トラックも多い。
        中: 誘導路の右に駅舎とイベント広場、左にメイン駐車場がある。背景の山の右にはカタクリとニリンソウの咲く自然公園が広がる。
        右: メイン駐車場は植え込みで仕切られた静かな雰囲気の一角で、大型車用の駐車場は完全に分離されている。P泊する車も多い。


     

        左: トイレ棟の手前を左折してメイン駐車場へ入る。左側が主に大型車用、入口が少し狭くなった右側は普通車用とに利用している。
        中: 左側の大型車用駐車場。大型トラックがいなければ(確率は低いが)出入りの多い普通車用よりもこちらの方が静かに過ごせる。
        右: 大型車のスペースから見た右側の普通車用は出入りが多いため落ち着かない。トイレの横を更に進むと半分草地のサブPもある。


     

        上: 三方を駅舎に囲まれた中央広場は広すぎて普段は持て余し気味だ。休日にはテント販売や様々なイベントを催すスペースになる。


     

        左: 国道からの誘導路に面した別棟のトイレは何しろ施設が古くて狭く、管理も行き届いていない。P泊する場合には最大のネックだ。
        中: トイレ棟の右には管理用施設が続く。正直言って何に使うのか良く理解できないが公式には開発室と会議室と表示っている。
        右: 正面の左側は事務所、右側が埼玉伝統工芸会館。主として和紙を含む伝統芸能の展示や実演・催事・会合などに使われている。


     

        左: 国道に面した一角がメイン駅舎で、他の建物に比べるとはるかに狭い。物販コーナーと、その奥に和風の食事処がある。
        中: 以前は食事処・仙元(近くの小山の名前)として割烹風の「江戸食百珍」や「忠七めし」が売りだったが道の駅では無理だったか。
        右: こちらは08年7月のスナップ。この頃は割烹風から民芸風の雰囲気に変えて麺類に力を入れていたようだ。売上げ対策だろう。


     

        左: 物販には和紙の民芸品などが多く、通路も売場も狭いためやや乱雑な印象がある。品物は良いのだろうが価格は高すぎる。
        中&右: 小川町の特産は和紙。スペースが狭くて陳列量も少なく、例えば富山県の駅 「たいら」などに比べると見劣りがする。