新潟県 39駅 の中で 28番目 に開業した駅   雪のふるさと やすづか 

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【 「不便な山間の豪雪地」を逆手に取り、雪の魅力で知名度を上げた発想の勝利。】

鳥瞰図
高崎と寺泊を結んでいた三国街道(ほぼ現在の国道17号)の塩沢から分れて上越市へ向かうローカル国道405号沿いにある山間の道の駅。新潟県でも屈指の豪雪地帯で、野沢温泉村方向へ南下する国道403号も松之山温泉を経て国道117号に至る国道405号も冬の通行止めは当り前だった。
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昭和の末期から特に国道403号沿いに本格的なリゾート開発が始まってスキー場の開設・大規模ホテルの進出・温泉湧出などが続き、道の駅から6km南の「キューピットバレイ」には年間数十万人が訪れるまでになった。
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ただしキュービットバレイからさらに南の国道403号や東に向かう405号の冬期閉鎖は今でも頻発しており、本格的な雪のシーズンに安塚から国道117号へ出るためには北へ迂回し、国道203号経由で「まつだいふるさと会館」まで逃げる必要もある。
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前回訪問した時には5月の連休過ぎにも関わらず国道405号の除雪が土砂崩れで遅れ、Uターンを余儀なくされた。もっと遅らせて計画するか、或いは最初から日本海側にUターンするつもりの方が間違いない、と思う。雪の季節以外なら、豊かな山里の自然や産物が満喫できる。
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蛇足...ずっと前の年末、長野最北端の道の駅「小谷」でバッテリートラブルで雪の中でのP泊を余儀なくされた。その一ヶ月前に車検整備した静岡マツダがターミナルの締め付けを怠ったため振動でショートし、接続部分のコードが焼き切れていた。後で調べたら点検簿の締め付け項目は「チェック」してあり、見習いの兄ちゃんが手抜きしたらしい。もちろん強く叱ったけど、安心して任せるのって怖いよねぇ。
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コードの締め付け部分が熔けているためにバッテリーに接続できず、JAFは私の車(コースター改)は対象外、保険会社のロードサービスは年末で部品の手配ができず、更に4トンクラスのレッカー車も手配できず...進退窮まったが、散々考えた末に、焼き切れたケーブルとバッテリーターミナルを充電用のブースターケーブルで接続し、ビニール袋で完全防水状態にするという緊急対応策を思い付いた。これで休みながら300km走って自宅に帰り着いた、危機対応の顛末。

基本データ

上越市安塚区樽田140  025-595-1010  休業:月曜日  国道403号沿  日本橋から一般道で 266km

リンク先
近くの駅は
駐車場

公称は大型車6台+普通48台、もう少し停められそうな感じで...大きなイベントがある時以外には余裕がある。

騒 音

夜は完全な静寂に包まれる。多少の人家はあるが店舗などは皆無なのでP泊する場合は5kmほど手前の雑貨店で買物を。
敷地内のどこに停めてもP泊の環境には支障なし。

物産館

9〜18時、売場は広く、100%地場産品と思って良いほど豊富で充実している。特に春の山菜・秋のキノコの季節は楽しめる。

食事処

以前は地元産農産品や手作り菓子などの加工施設だったと思ったが、私の記憶違いかも。今は敷地の奥側、別棟で営業中。
  別棟の蕎麦処 小さな空 は11〜15時と17〜20時・月曜休、風味は豊か、メニューは豊富、味はまぁまぁで価格帯は高め。
  手打ちの田舎蕎麦そのものはコシが強くて旨いけどタレがもう一つ好きじゃなかった。これは個人の趣好の問題だ。

軽 食

上記の「小さな空」が軽食を兼ねており、手軽に利用したければ駅舎の物販奥の軽食コーナーがお薦め。

休憩施設

注文なしでは座りにくいが...駅舎内の軽食コーナーが休憩場所として利用できる。

トイレ施設

24時間トイレは駐車場入口横の別棟。設備も管理も行き届いているが、障害者兼用を含めウォシュレットの設備なし。

温浴施設

6km南(ルート地図)のR403沿いに ゆきだるま温泉、10〜21時・月曜休(祭日なら翌日)、露天・サウナ・休憩室・食堂完備、
  新潟最奥で泉質には定評がある。550円→600円に値上げ。キューピットバレー・スキー場やホテルを併設している。

犬の意見

裏手の川沿いに遊歩道が整備されている。交通量も少ないため、それ以外にも散歩するルートには不自由しない。

近隣の見所

周辺には特に目を惹く観光スポットは見当たらないが年間を通じて開かれるイベントに合せて訪問するのも面白そうだ。

P泊する時の
総合評価
 ★★★★★★★★★★   EV車充電・不可、Wi-Fi接続・可、 新潟県で EV充電できる道の駅」を参考に。


     

        左: 400m南で津南へ西進する国道405号と分岐し、キューピットバレーを経て野沢温泉村近くの国道117号まで、峠を越えて30kmを南下する
国道403号沿いに駅舎が建っている。シンボルの大きな雪ダルマが象徴する、新潟県でも有数の豪雪地帯だ。
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        中: 山裾を流れる小黒川と国道の間が道の駅の敷地。駐車場を囲んで左側の「雪だるま物産館」、正面に蕎麦処の「小さな空」、敷地の右隅にある
別棟のトイレは施設全体が古くなっているが管理状態は悪くない。
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        右: 主として安塚産の農産物を扱っているのが「雪だるま物産館」。棚田で収穫した「はさかけ(天日乾燥)米」や雪中熟成酒「小さな空」、どぶろく
なども買える。野菜は特に珍しい種類はないが手作り味噌や加工品、春の山菜などは魅力的だ。


     

        左: 「雪だるま物産館」の入口部分。雪国らしい外観の店内には売店の他に飲み物や焼き団子などを扱う軽食コーナーや休憩施設もある。
        右: 蕎麦処左奥にある大きな 雪むろは地下に1000トンの雪を貯え、年間を通じて使える天然の冷蔵庫。熟成酒や玄蕎麦・棚田米などを貯蔵する。


     

        左: 駐車場奥の芝生の先には巻を積み上げた「雪むろ蕎麦屋小さな空」と、左側に「雪むろ」が見える。このすぐ裏側には小黒川が流れている。
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        中: 「雪むろ蕎麦屋」の営業は11〜15時、夜は17〜20時だが「6人以上の予約のみ」に対応している。メインは石臼挽きの田舎蕎麦で、この地域
としては少し高いと思う。第二と第四日曜には蕎麦とおにぎりが一人前付いた田舎料理バイキング(1600円・50食限定)は現在も続いている。
山菜の時期なら天ぷらが美味しいけど煮物は好きじゃない(特に里芋・くわい・蓮根は鬼門)から、行くなら春だけだ。
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        右: 国道に面したトイレ棟。設備は古いが管理状態は良い。右側に地域の産米を乾燥から出荷まで一括処理するJAのライスセンターが見える。


     

        左: メイン駅舎「雪だるま物産館」の一角には休憩コーナーを兼ねた軽食用テーブルがあり、ソフトや焼き団子・コーヒーなどの注文を受けている。
        中: 物産館の風景。商品はかなり多種多様だが基本的に地場産品だけを扱っている。どこの駅にもある問屋経由のパック商品は置いていない。
        右: 右側の軽食カウンター前のテーブルにはポットとサーバーが置いてあり、丸テーブルに座って持参の弁当を食べる事もできる。


     

        左: 手作りの味が生きる刺し子や絞り風の布製品は地区の婦人会による出品だろうか。その他、瓶詰めの香辛料や木製品も少し並んでいる。
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        中&右: 小豆・大豆・黒豆など地元で採れた豆類も豊富に並んでいる。上段の「きはだの皮」はミカンの仲間の落葉樹。樹皮の内側を煎じて胃腸の
調子を整える漢方薬として使われる。道の駅で売っているのを見たのはこの一回だけだ。