新潟県 39駅 の中で 18番目 に開業した駅   クロス10 十日町(キナーレ併設) 

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【 全部見るのも大仕事だが、間違いなく大赤字の巨大な観光施設。これ、全て税金だから恐ろしいね。】

鳥瞰図
かつては「ちぢみ」と「かすり」で一世を風靡した産地だったが織物産業は衰退している。新潟県全般に言える事だが、箱物行政がごく普通に行われてきたエリアの一つであり、その典型的な例が「クロス10十日町&キナーレ」と言えるだろう。費用対効果をシビアに計算してプランニングされた施設とは言えない。
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まぁ地域の発展に一生懸命な姿勢の表れ、とも言えない訳ではないのだが...膨大な税金を費やして造った大型施設は当然ながら維持費も膨大で、最近では活性化のため様々な方策を試みているらしい。オープン当初に訪問した頃の中身と比べると変化していないのは温泉施設だけで、物産館も食堂街もキナーレ2階にあった和装関連のテナントは痕跡もなく、 大地の幻術祭の里という、何か判然としないスタイルに変貌してしまった。
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北越急行とJR飯山線が合流する十日町駅から500mで国道117号から100m、交通の便は良い。
開業当初は温泉や展示など交流施設がメインの「キナーレ」と、道の駅と食事や買物機能が充実した「クロス10十日町」の巨大な二棟に分かれていた。
駐車可能台数は多いが時間帯によっては満車も珍しくないが観光客が少なくて地元ナンバーの車のみ。郊外の商業集積に客を奪われるダウンタウン施設の性格を如実に繁栄しているようだ。
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道の駅にはテナント経営の施設も多く、JRの駅前には食品主体の リオンドール(9〜22時)があるし近隣には店舗も多いから食事や買物にも便利で、典型的な市街地型の道の駅なのだが...JR駅と信濃川の中間(道の駅から約2Km)にイオン・ムサシ・ケーズデンキ・ドラッグなどを核とするショッピングタウンが完成し、消費の動向が変貌してしまった。「寂れつつあるダウンタウン」のイメージが強い。
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  ★ 以下は2012年の訪問レポート。現在の内部はかなり変更された様で、当初の姿と比較するのも興味深い。

基本データ

十日町市宇都宮71-26  025-757-2323  休業:駅は第2水曜と12/31休  国道117号沿  日本橋から一般道で 235km

リンク先
近くの駅は
駐車場

公称は大型車14台+普通125台、数ヶ所に分かれているが収容力は高い。無料Pとして利用する地元の車が多いのが難点。

騒 音

夜間の交通量は多くない。コンクリートの建物沿いで雰囲気は味気ないがP泊向きのコーナーもあり、閉館後は落ち着ける。

物産館

「クロス10」の1階が駅のメイン土産物売り場で、商品は豊富だが特に目を惹く品物は少ない。「キナーレ」2階の回廊部分に
  あった和装小物の店舗群と機織りなどの施設は「クロス10」に移転した。何でも間に合うが、価格帯はやや高い。

食事処

クロス10(温泉ではない方の棟)に数軒の食事処があるが入れ替りが多いので紹介がむづかしい。新しい店で和風自然食が
メインの manma and cafe ユキマツリ(観光協会の紹介ページ)が最近は人気らしい。
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「キナーレ」の2階(つまり明石の湯の2階)に大きな食事処「越後しなのがわパル」が開いた。要するに温泉施設に付属する
  食事処だ。たしか以前はクロス10のテナントだった十割蕎麦の小嶋屋本店から出前も頼める。店までは徒歩500m、駐車場も
  あるから出掛けても良い。メニューはこちら、10時半〜20時、元旦のみ休業。

軽 食

上記のキナーレが利用できる。その他数ヶ所に自販機コーナーあり。

休憩施設

軽い休憩なら物販横のビデオコーナーで。その他駅舎の各所にベンチ程度は置かれているが専用施設は見当たらない。

トイレ施設

24時間トイレは駅舎裏手に別棟。営業中は駅舎内各所のトイレも利用できる。全般に清潔で管理も行き届いている。

入浴施設

キナーレ1階の明石の湯は10〜22時・水曜休、露天が無い事の他は設備に文句なし。ただし、泉質は良いとは言えない。
  通常は600円(17時以降は500円他、特典あり)。売店・仮眠室・食事処も整っている。
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3km北西に源泉掛け流しで知られる千手温泉・千年の湯。10〜22時・無休、ここも施設完備。19時以降は600円→500円。
  温泉を楽しむ意味ではキナーレよりも遥かにお薦めだ。市が56%を出資する第三セクターが運営している。

犬の意見

周辺には建物が密集しているが、駅裏に散歩できる程度の小道あり。国道の向い側に神社に併設された公園がある。

近隣の見所

2月中旬の雪祭りは豪雪(2〜3m)で知られる地域の一大イベント。その他、町おこしを目指した催事が結構多いエリアなので
  観光協会のサイトなどを参考に日程を組むのも面白い。「キナーレ」見物でスケジュールの調整もできる。

P泊する時の
総合評価
 ★★★★★★★★★★   EV車充電・可、Wi-Fi接続・可、 新潟県で EV充電できる道の駅」を参考に。


     

        左: 十日町市中心部にある施設は大きく二棟に別れており、こちらは向かって右側、以前は温泉と食堂と工房や教室などがあった「キナーレ」。
もう一棟の「クロス10十日町」には土産物や食事処・軽食などを中心に和装工芸品の店などがあり、相当部分が「キナーレ」と重複する。
活性化を急ぐためだろうか、テナントの入れ替えは結構多い。名称の「クロス10」はもちろん、十日町を意味している。
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        中: 中庭の大きな池を囲んで一階には温泉と食事処がある。二階の回廊に面して並んでいた体験工房や和装小物の店舗群を「クロス10」に移し、
その跡には「越後里山美術館」と「FMのスタジオ」とレストランが入った。嗜好性が強く集客力が乏しい和装小物の店を客が回遊しにくい二階に
配置したのがそもそもの間違いで、やっとその事実に気が付いたらしい。
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無責任な部外者の立場から言うと、基本的に地元市民をターゲットにする温泉施設と外部の観光客をターゲットにする和装小物の間に相乗効果を
期待するのは大間違い。集客力が低い施設には不特定多数の来場者が確実に期待できる施設を組み合せるのがセオリーなのですが...。
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        右: 二階に巡らされた回廊から温泉施設のフロントを撮影。すぐ横の託児施設っぽい「ちびっこルーム」には畳も敷いてある。パパが食堂で仲間と
酒を呑んでる時間帯はママ友たちがここで子供を遊ばせればいい、との配慮かな。


     

        左: 「明石の湯」フロントの横にあった狭い和風の食事処は廃止され、上記した通り2階に大型の食事処「越後しなのがわパル」がオープンし、この
画像は過去の遺物になってしまった。「越後しなのがわパル」は温泉施設に入らなくても利用できる。
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        中&右: この2枚も食堂と同じく過去の遺物で、以前は二階の回廊沿いに和装小物や絹織物などの店が並んでいた。女性には楽しいコーナーでは
現在では店舗と機織りのコーナーは全て「クロス10」に移転した。心惹かれる雰囲気を漂わせる和服姿の店員さんも若干名いたのにねぇ...
ちなみに、この方じゃありませんよ(笑)。


     

        左&中: 和装関連だけではなく絹を使ったアクセサリーや小物類にも力を入れてた。もちろんターゲットは女性だが、実際に購入している客の姿は
見掛けなかった。微々たる売上だったと思う。「クロス10」に移って状態は改善されたかどうか、次回訪問した時に確認したい。
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        右: 二階の一角では手織りを指導する教室も開いていた。使い込んで黒光りしている織り機と初心者用の織り機がそれぞれ数台づつ並んでいた。
織り機は「クロス10」でも元気で活躍しているだろうか、併設していた和装関連の展示コーナーは果たして健在だろうか。


     

        上: 訪問当時の「クロス10」の食事処と土産物コーナーの画像。売店はかなり広い面積を占めている。菓子類、織物、工芸品、魚沼産コシヒカリ、
漬物、その他いろいろ。画像は何枚も残っているが全て過去の遺物で、既に現在の姿を伝えてはいない。各地の駅を定期的に巡回できればベスト
なのだがアマチュアの悲しさ、数年が過ぎても再訪問の機会を得られないのは辛い。別に怠けてるんじゃないけど人生好事魔多し、だからね。