栃木県25駅の中で 22番目に開業した駅
サシバの里いちかい 
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【 市貝町役場の横、2014年4月20日に道の駅が誕生!5月9日に何とか訪問完了、静かな駅だ。 】
「道の駅はが」方面から来た県道69号バイパスは400m先で工事中、近い将来に2km先で旧道と合流し、「道の駅もてぎ」近くまで一本道になる。考え様によっては確かに便利になるが、そもそも交通量の少ないルートにバイパスを作ってメリットがあるのかは疑問だ。また、客数の多い繁盛駅の「もてぎ」と「はが」まで10分ほどで行かれる場所に特に大きくもない新駅を作って果たして採算が取れるのか、心配になる。環境は静かだから、私みたいな使い方をする旅行者には天国だけどね。
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「道の駅はが」方面からは概ね一本道なので迷うことはないが、「道の駅もてぎ」または「にのみや」方面からの場合は案内標識が皆無に等しいから要注意だ。最新のカーナビにも載っていないため市貝町役場を目標にすれば間違いない。バイパスが全通すれば案内は不要になるだろうが。
そのT字路を左折して9km直進すると那須烏山を経て国道294号に合流する。そのまま北進すれば「道の駅東山道伊王野」から白河へ、数々の歴史に彩られた奥州街道となる。
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駅の機能はよく整っているし環境も申し分ないが、OPENから間がないため整理されていない部分も多い。農産物加工所と「サシバ亭」で重複している軽い食事機能を一本化する手法などが今後の問題だろう。半年ぐらい過ぎて落ち着いてから再訪問したい。
道の駅はOPEN直後ではなく、落ち着いてからの方が本当の利用価値が判って面白い。
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ちなみに「サシバ」はもちろん「差し歯」ではなく、体調50cm前後の 鷹の仲間の猛禽類(wiki)。日本を含む極東アジアで繁殖し東南アジアに渡って冬を越す渡り鳥で、春に渡来して営巣するエリアが市貝町にもあるらしい。最盛期には市貝・茂木地区で24組のペアが確認されたらしいが、現在は絶滅危惧種指定。
里山と水田が混在するような餌場が減少したのと農薬の普及が繁殖に影響しているのだろうね。
| 基本データ |
芳賀郡市貝町大字市塙1280 電話:0285-81-5401 休業:木曜休み(祭日の場合は翌日) 県道69号バイパス沿い 日本橋から一般道で 121km |
| リンク先 |
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| 近くの駅は |
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| 駐車場 |
公称は大型車12台+普通車167台、観光シーズンでも満車の心配は要らない。交通量が少ないためP泊は何処でも問題なし。 |
| 騒 音 |
駅前のバイパスは交通量が非常に少ない。すぐ先で工事中のためもあるが、全面開通しても交通量が増えるのかどうか疑問。 |
| 物 販 |
農産物直売所は9〜18時、JAはが野の直営店らしい。ごく普通の道の駅野菜直売所で種類も量も値段も特徴に欠ける。
下記「レストラン隆」の先300mに食品スーパー「かましん」あり、10〜20時(日曜は21時半まで)。 |
| 食事処 |
● 右側・別棟の「サシバ亭」は7〜18時、朝食(7〜9時・500円〜)と軽いランチ、飲物がメイン。奥にラーメン店が開くらしいが?
しっかり食べたければ駅舎裏手の細道から町役場の裏へ抜けると(徒歩数分)中華系+和洋食の「レストラン隆」がある。
11時半〜14時と5時半〜21時半・火曜休。日替ランチ750円前後、近くに店がないため結構繁盛している。夜の宴会に注意。
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● 開業後しばらくしてから蕎麦とうどんの「レストランはな」が開いた。「サシバ亭」だけではマズイと気が付いたのだろう。
10〜15時、木曜休み。飲食のメニューは全てオリジナルサイトで確認できる。
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| 軽 食 |
● サシバ亭を利用。左隅の農産物加工所(9時半〜17時)でも弁当や飲み物などを扱っている(ただし飲食でなく販売がメイン)。
開業から間がないため、まだ取り扱い品の区分が明確ではなかった。 |
| 休憩施設 |
右隅の「まちおこしセンター」は9〜18時。従業員が常駐、情報提供と休憩の施設は良く整っている。栃木銀行のATMあり。 |
| トイレ施設 |
洋式トイレは障害者兼用を含めて全てウォシュレット付き。設備はよく整っている。 |
| 温浴施設 |
駅の敷地とその周囲には入浴できる施設は見当たらない。
● 南西3kmに市貝町営 ゆったりランド、10〜21時・木曜休、風呂はやや狭いが設備は良い。400円から550円に値上げになった。 |
| 犬の意見 |
周囲が農地なので散歩ルートには不自由しない。町役場の敷地には広い芝生があるが、犬の散歩の可否は確認しなかった。 |
| 近隣の見所 |
● 9km南西の益子は陶芸の町。陶芸美術館・陶芸メッセが知られている。すぐそばの益子焼窯元共販センター に停めると周辺を
歩きやすいし買物にも便利、定期的に開かれる大陶器市を狙って立ち寄ろう。裏手にも広い無料駐車場あり。
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● 駅から13km北に日本有数の植栽面積を誇る芝さくら公園がある。花季の4月初旬から5月中旬にはイベントも開催する。
すぐ横の農業用水・芳那の水晶湖では渡り鳥の休憩地としても知られている。 |
P泊する時の 総合評価 |
評価は ★★★★★★★ バイパスの交通量は少ないし近くに店舗もないため夜間は非常に静か。どこでもP泊可能だ。
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上: 一直線に並んでいる駅舎の左端が「農村物加工所」。豆腐や漬物やてんぷらなど、ガラス張りの加工室で作った食品を販売しており、手作りの
「五野花弁当」(350円は安い)やジェラートや飲み物も扱っている。室内に数台のテーブル、暖かな季節なら屋外のベンチやガーデンテーブルも
利用できる。野菜直売所は18時まで営業しているがここだけは17時閉店だから夕方は早めに利用すると良い。中途半端な食事処を開くよりも
出来立て弁当の種類を増やす方が面白いけど、これは客数や「サシバ亭」との兼ね合いがむづかしいかも。

上: 「農村物加工所」の右が「市貝農産物直売所」。野菜だけでなく日持ちする加工食品や手作り小物なども扱っている。詳細は未確認だが芳賀郡
(茂木町・益子町・芳賀町・市貝町)を統括する
JAはが野(公式サイト)が町役場と協力して道の駅全体の運営に当っているらしい。
茂木にも芳賀にも道の駅があるのに市貝は取り残されている、そんな組合員の声を無視できず採算度外視で開設した...そんな背景を邪推を
したくなるのは私の品性の卑しさ(笑)か。でも僅か11kmのバイパス沿いに三つの駅が並存するのは尋常ではない、と思う。
訪問したのは夏野菜が出回るには少し早い5月中旬で陳列量は少し寂しかった。価格はごく普通、次回の訪問で改めてレポートしたい。

左&中: 陳列していた市貝エリアの農産物はごく一般的。我が家の庭でも採れる「トマト・ナス・キュウリ」とイチゴや梨など、それと地元産の米が主力。
品切れだった「ぶすっ子トマト」は銘柄ではなくて「不揃いだけど美味しい」との意味らしい。「曲がったキュウリ」の仲間。
最近は道の駅でも時々このタイプの野菜を見掛けるようになったのは良いことだ。コシヒカリの10kg3700円は安いけど税別か税込みか、
玄米か白米かを確認しなかった。これも新米の季節までに確かめよう。
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右: 店頭(駅頭か)の軒下には花鉢や売れ残りの野菜苗が並んでいた。地元園芸農家の持込だろう、鮮度は悪くないし価格もまぁまぁだった。

上: 敷地右端の「まちおこしセンター」は9時〜18時。休憩室を兼ねた情報交換と地域の交流・活性化を目指している。目的に即した活用は
なかなか困難だろうが志半ばで挫折せず続けて欲しいと思う。特に広くない駅舎の中でこのスペースを確保した熱意に敬意を表したい。
数台のテーブルセット、ATM、係員の常駐など使いやすい運営を心掛けている。

左&右: 野菜直売所と「まちおこしセンター」の間にある飲食のコーナー。7時からの朝食や地元で焼いたパンやサンドイッチなどの他に少し凝った
メニュー(南部アメリカ料理?)もあるけど、チープな屋外席とテイクアウトだけなのは明らかにミスマッチ。
個人的には農産加工コーナーの手作り弁当の方が好きだ。狭くても構わないから壁のあるスペースを造って欲しい、と思う。
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右: 敷地の左端に建つトイレ棟。洋式便器は障害者兼用も含め全てウォシュレット付き暖房便座で、設備は文句なしに整っている。営業終了後の
P泊は何処でも可能だが、大型車が入れないトイレ棟の右側にある農村品加工所の横が最も静かで快適だ。