静岡県にある26駅の中で 20番目に開業した駅   下賀茂温泉湯の花  

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【南伊豆の静かな道の駅。 P泊するなら右奥のサブ駐車場がベスト、温泉や買い物にも近い穴場だ。 】

鳥瞰図
以前からあった観光交流館が拡大整備され、2009年の7月に道の駅としてリニューアル・オープンした。食堂も温泉施設も設けられていないが、1kmほど西の下賀茂のメイン地域には食事処が点在しているし、もし熱帯植物園を観る予定ならば中にあるレストランでポリネシア料理を味わうのも面白い。
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600m西の国道沿いには立ち寄り温泉施設の銀の湯会館もある。個人的には900円の料金が承服しかねるため、専ら弓ヶ浜の「みなと湯」か 花の三聖苑松崎 の温泉を利用している。いくら何でもこの地域なら、高くても700円までが常識的な料金設定でしょ。  追記...2010年に700円に値下げ、2016年に再び1000円。
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ともあれ、駐車場にも余裕があるし静かだしトイレはウォシュレットが使えるし、南伊豆で遊ぶためのベースキャンプには最適だ。南伊豆と松崎を結ぶ最短距離は下田に戻ってから婆沙羅峠を経由する県道15号で、直接西伊豆に抜ける国道136号(マーガレットライン)は道巾が狭いため大型観光バスによる渋滞が頻発する。
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悪天候が続くと通行止めになるのだが、好天に恵まれれば駿河湾越しの南アルプス連山や富士山の景観が実に見事! 他には青野川沿いに蛇石峠を越えるルートも選べるけれど、これはかなり厳しい山道となる。
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駅の裏を流れる青野川沿いの遊歩道では早春の桜と菜の花が一緒に楽しめる。河津桜ほどには混雑しないし駐車スペースが点在しているのもありがたいが、近年は観光客の数もかなり増えた。地元には歓迎すべき傾向だが、河津の混雑がここでも再現されるかと思うとちょっと憂鬱だ。
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4kmほど上流の下小野地域まで遡れば、流罪となった都人の痕跡も点在する。「下賀茂」の名は流人が京都を偲んで名付けた、らしい。奈良時代の天平宝字元年(757)に起きた 橘奈良麻呂の乱(wiki)に加担した罪で流された外従五位下小野朝臣東人の墓もある、とか。
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続日本紀には拷問を受けて京都で死んだと記録されているが...賀茂をはじめ一條・二條など、都に関する地名は流人が暮らした痕跡と考えられている。伊豆は流刑のなかでも最も重い「遠流(おんる)」の地、都の地名を流用して華やかだった暮らしを偲んだと考えると、哀れではある。

基本データ

賀茂郡南伊豆町下賀茂157  0268-86-2331  休業:年中無休  国道136号沿  日本橋から一般道で 190km

リンク先
近くの駅は
駐車場

公称は大型車3台+普通車53台、2月末前後「桜と菜の花まつり」の休日には混雑しそうだが、他の時期には余裕がある。

騒 音

P泊には支障なし。右手の24時間トイレ奥のサブ駐車場か、駅舎の左側に停めると出入りに煩わされることもない。

物 販

9〜16時、地元の野菜を中心にした商品の種類はかなり豊富で価格もまぁまぁ。海産物の加工品も少しだけ扱っている。
200m西にサークルK、すぐ前の信号を曲がって600mほどの先の町中心部にマックスバリュ(旧ヤオハン・9〜22時)あり。

食事処

09年11月現在、食事が出来る施設なし。当初は併設する予定があったらしいが実行段階で中止された。ちょっと残念だ。

軽 食

09年11月現在、軽食コーナーなし。時々観光協会案内所周辺で伊勢海老の入った磯汁などを提供している程度。

休憩施設

敷地の左奥の川沿い近くに24時間使えるやや貧相なログハウスがある。観光案内所は9〜17時、内部にトイレとベンチあり。

トイレ施設

別棟のトイレは設備も新しくて整っており、管理も行き届いている。障害者兼用トイレのみウォシュレット付き。

温浴施設

駅の敷地とその周囲には入浴できる施設は見当たらない。
600m西の国道沿いに銀の湯会館、10〜20時(夏は21時まで・受付は40分前)・水曜休み、露天・サウナなど設備は良い。
  900円→700円に値下げした(2016年現在は再び1000円、南伊豆は全般に高い。)食堂あり、休憩室に飲食物の持込みOK。
約3km下田寄りの弓ヶ浜近くにみなと湯、10〜20時(夏は21時)・火曜休、内湯のみで雰囲気は銭湯っぽいが快適。400円。

犬の意見

青野川沿いに快適な遊歩道が続いている。500mほど下流の左岸には良く整備された広い芝生の公園がある。

近隣の見所

500m西の下賀茂熱帯植物園は8時半〜17時(11〜1月は16時)・500円(サイトの割引券で400円)、熱帯植物・ポリネシア
  料理・トロピカルフルーツなど、いろいろと楽しめる。
下賀茂から弓ヶ浜に流れ込む青野川沿いに咲く桜と菜の花は心なごむ風景桜と菜の花まつり(参考サイト)。楽しいよ!
餌付けされた野猿が住む波勝崎は松崎方向へ22km、9〜16時頃・無休、500円。餌が豊富なのか、やや温和な性格だ。
下田寄り約4kmの弓ヶ浜(民宿組合サイト)は波の静かな海水浴場で周辺の景色も楽しめる。7〜8月の混雑は深刻だが..。
伊豆半島最南端の石廊崎は南へ約8km、9〜16時頃・無休、500円の有料P(2003年に閉園したジャングルパークのP)から
  徒歩20分。周辺には閉鎖した観光施設の残骸などもあり、景色は素晴らしいが人気のなさは深刻らしい。ヤダヤダ!
石廊崎Pを通り越して2kmほど先の県道沿いに「あいあい岬」(参考サイト)。無料駐車場があり、雄大な景色を楽しむ遊歩道
  も整備されている。ゆっくり歩いても30分ほど、はっきり言って石廊崎よりも遥かに良い。

P泊する時の
総合評価
 評価は ★★★★★★   「三聖苑」は雰囲気が少し悪いし「下田」は少し騒々しいから...中ではここがベストか?



     

        左: 駅前の国道136号はすぐ先の信号を直進して西伊豆へ。分岐した県道を右へ進むと役場やスーパー、植物園のある町の中心部。
        中: 以前からあった観光交流館が拡張・整備されて2009年10月にオープンした。すぐ裏を青野川が流れる自然の豊かな地域だ。
        右: 国道に沿って広い芝生が設けられている。奥に離れているのがトイレ棟、その奥にもサブの駐車スペースがある。

     

        左: サブ駐車場の一番奥からトイレ棟のある入口部分を撮影。通常は従業員用に使われており、P泊向きの静かなコーナーだ。
        中: ゆるいカーブを描く歩道がトイレ棟から駅舎に続く。オープンの1ヶ月後も一部が工事中だったが全体に落ち着いたレイアウト。
        右: 国道から見て右側が独立した展示館。ここでは地元のグループによる手作り工芸品が展示販売されている。


     

        左: 展示館の内部。山や海の素材を加工した装飾品・オブジェ・葉書絵・焼き物など、かなり多種多様な製品が並んでいる。
        中: 正面から見た3棟の駅舎群。中央が観光案内所、右側が展示館、左手奥が農林水産物直売所。更に左に休憩所がある。
        右: 展示館の前から観光案内所を撮影。広い歩道にはベンチや植栽が置かれ、更に奥の直売所へ続く回廊が造られている。


     

        左: 案内所には数人の係員が常駐しており、パンフレット類などの資料も揃えられている。少しビジュアル機器があるとベター。
        中: 農林水産物直売所の正面。アプローチ部分では園芸の小さな鉢物を少しだけ展示していた。左のシンボルツリーが印象的。
        右: 内部は広いワンフロアーにキャスター付きの木製什器で構成されている。海産物も多少あるが、やはり秋は柑橘類がメインだ。


     

        左: 南伊豆の新米も陳列されていたが産地としてはやや印象が薄い。こしひかり10kgで4500円は産直販売にしてはやや高めか。
        中: 野菜類が豊富に採れるほど広い耕地はないし、やはり伊豆では柑橘類がメイン。ここでの海産物には余り説得力がないし。
        右: 焼き物や工芸品など、土産向きの品物も並んでいたが売れそうな感じはない。こういうのって、結構値段が高いしね。


     

        左: 直売所の隅には丸太を使った休憩コーナーも設けられている。「お休み処 食事は御遠慮下さい」の掲示がある。
        中: 別棟の休憩所は24時間利用できる。、暖かな季節なら家族で食事程度の利用は充分に可能。左に見えるのは足湯の建物。
        右: 屋根付きの二面吹き抜けだが数台のベンチと自販機が置かれている。小さな道の駅の休憩所って、この程度で良いと思う。


     

        左: 結構広く造られた無料足湯の内部。10〜17時に利用できる。下賀茂温泉は伊豆で最も高温の源泉を持つ事で知られている。
        中&右: 裏手を流れる青野川の風景。2月初旬から3月初旬まで、この川沿いで「みなみの桜と菜の花まつり」が開催される。