埼玉県 20駅 の中で 18番目 に開業した駅   はにゅう

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利根川堤防の防災に産業道路のオアシス機能を加えた道の駅。

鳥瞰図
駅本来の機能としては特徴が乏しく物販も貧弱だが、地元産業の掘り起こしや観光の拠点が目的の道の駅の中で、巨大な防災拠点の一角に併設されたのは多分この駅だけだろう。利根川堤防の決壊などを想定して土砂や消波ブロックを備蓄し、緊急時の指揮中枢機能を持つ本部施設やヘリポートまでを備えている。
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利根川洪水の歴史は国交省の 利根川下流河川事務所のサイトに詳細が記載されている。利根川の中流域では滅多に起こらない災害だが、日本で最も流程の長い大河の特色を予備知識として頭に入れてから訪問すると判りやすい。 利根川の概要と歴史も参考に。
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国道を挟んだ道の駅入口近くには「川俣締切阯の碑」があり、これは江戸時代初期に利根川の流れを東に移し渡良瀬川と合流させてほぼ現在の流路に固定した工事を記念したもの。当時の利根川は道の駅がある川俣から南に流れ、久喜市高柳を経て松伏近くで現在の中川流路となり東京湾に注いでいた。
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利根川の流路を変え耕地面積を増やすと共に水運に利用する計画が家康の命じた利根川東遷事業で、古い利根川の流れを締め切ったのがこの地点と伝わっている。利根川東遷事業の詳細(wiki)で知識を広めよう。
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7km南の国道122号沿いに イオンのショッピングセンター がオープンしている。年中無休で食品は9時〜23時・他は10時〜22時前後、首都圏から栃木方面へ旅する時には便利に利用できる。

基本データ

羽生市大字上新郷7066  048-560-1010  休業:年中無休  国道122号沿  日本橋から一般道で 69km

リンク先
近くの駅は
駐車場

大型55台+普通車47台、大型車の停泊に向いている。普通車とは一応区分してあるが、完全に混在している。
日中に近くのモーテルを利用する既婚と思われる女性が駐車して男の車に乗り込むシーンが多いのは面白い。

騒 音

国道122号は交通量が多く大型車の夜間の出入りも比較的頻繁で全般に駐車マナーも悪いためP泊には向かないが、もしもP泊する場合には国道沿いのトイレ寄りが比較的騒音の影響が少ない。ここはモーテルに行く女性が利用する定番スペース。

物産館

8〜20時、小さなコンビニの雰囲気で、道の駅の独自性は乏しい。品揃えも営業車&トラックドライバー向けだ。弁当類は種類
  も多く価格も安め。少しだけ扱っている鮮魚類の価格がスーパーに負けない安さで、これは経営者の独自ルートか。

食事処

10時前後〜18時前後・スープが終わると閉店・1/1休、売場との仕切りがオープンで雰囲気は明るいが特徴も味も平凡、魅力
  は乏しい。基本的には街道筋の平凡なラーメン食堂(600〜800円前後、麺類やカレーも扱っている)と考えれば良い。

軽 食

食事処が軽食を兼ねている。ドリンクバー(200円)もあるが、軽食としては利用しにくい。自販機は多数あり。

休憩施設

駅舎の堤防側に防災施設を兼ねた広い休憩&情報提供施設がある。ソファなどもあり、利用者も少ないためかなり快適。

トイレ施設

別棟の24hトイレは大型で収容力も充分、設備も管理も問題なし。多機能+洋式トイレは暖房便座+ウォシュレット付き。

温浴施設

南東8km(経由地に設定)の南羽生駅近くにスーパー銭湯 湯ったり苑、10〜23時(受付は22時半)・無休、平日720円・休日は
  870円、すぐ発行する会員証を使えば同伴者も含め50円引き)、サウナ・露天付きの豪華施設で源泉は46.3℃の本格施設。
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更に3km先(目的地に設定)にゴミ焼却施設余熱利用の市営 いなほの湯 、9時半〜22時・火曜と12/30〜1/1休(臨休あり)、
  露天・打たせ湯・サウナ・寝湯など施設完備、500円。メニューが豊富で比較的安い食堂や休憩施設もあり、お薦めできる。

犬の意見

利根川の土手と河川敷ならノーリードで遊ばせられる。少し離れるが橋を渡った群馬側は草地が広くて更に快適だ。

近隣の見所

群馬県側、約6km北・館林市郊外の 茂林寺 は「ぶんぶく茶釜」発祥の地、とされる(ルート地図の経由地に設定した)。
  その先2km、同じルート地図の目的地に設定したつつじが岡公園の満開時期(GW前後)の花は圧巻だが混雑も凄い。
  入場は無料で花期のみ有料(310〜620円)、駐車場は無料から有料まで色々。近隣施設の紹介はこちらのサイトが便利。
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115文字の銘文を刻んだ金錯銘鉄剣が出土した稲荷山古墳のある さきたま古墳公園 は南西10km(ルート地図の目的地)
  出土した縄文時代の種が開花した古代蓮の里 もその近く(ルート地図の経由地に設定)で、7月を中心にした花期の景観は
  素晴らしい。博物館のみ有料(200円)、どちらも無料駐車場完備。家族連れでも一日たっぷり楽しめる

P泊する時の
総合評価
 ★★★★★★★★★★   EV車充電・不可、Wi-Fi接続・不可、埼玉県で EV充電できる道の駅」を参考に。


     

        左: 国道122号の昭和橋から利根川下流を。遠くに東武線の鉄橋、3km上流には荒川へ取水する利根大堰(武蔵大橋)がある。
        中: 利根川を群馬県側から埼玉県へ。国道122号の交通量は比較的多く、埼玉県側に渡った交差点では酷い渋滞が起きることも。
        右: 埼玉県側から道の駅を撮影。国道122号に直接入れるのは上り側だけで、下り車線からは土手を右折して迂回する必要がある。


     

        左: 駅舎の土手寄りから、2006年に架け替えた新しい昭和橋を見る。将来的には古い橋を下り2車線に、合計4車線になるらしい。
        中: 1,500mほど東(下流)に利根川を渡る東武伊勢崎線の白い鉄橋が見える。羽生駅を出て川俣・茂林寺前・館林駅へと続く。
        右: 駅の敷地は防災拠点の一部を利用しており、周辺の空き地は水害に備えたヘリポートや土砂・ブロックの備蓄用に使っている。


     

        左: 敷地左隅の別棟トイレは防災用として最新の設備を備え、もちろん管理も行き届いている。この左側の国道沿いがP泊向きだ。
        中: トイレの規模はやや大きめ、障害者兼用トイレは快適なウォシュレット付きで、この地域で採用されているのは多分最初だと思う。
        右: 駅舎横の芝生広場の端から。既に芝生の養生期間が終って活着し自由に入れる状態になった。周囲には遊歩道を巡らしてある。


     

        上: トイレの前から駅舎(兼防災センター)を撮影。敷地の中央に大型車用、駅舎寄りと国道沿いに普通車の駐車場に区画している。


     

        上: 駅舎左側の休憩&情報コーナーは防災・河川情報室も兼ね、5時頃まで利用可能。快適なのだが、利用者を見たことがない。


     

        上: 物産館は面積も狭く、道の駅らしいオリジナル商品も少ない。国道を走るトラック用か、弁当類はコンビニ並みの品揃え。


    

        左: 産直野菜売場もあるが種類も量も物足りない。地元農家とのパイプが太くなれば状況は変わるだろうが現状は魅力に欠ける。
        中: 持ち帰り弁当は種類が豊富で味も悪くない。価格は390円〜450円前後がメインで、かなり安めの設定をしている。お買い得だ。
        右: 食事処は売場との仕切りがないオープン・タイプで駅の規模に見合った広さ。商売熱心な感じはあるが背伸びし過ぎていると思う。


    

        左: 和風ラーメン醤油味、560円。煮干しダシの匂いが強すぎて少し鼻に付くようなクセがあり、美味しいとは言えなかった。
        中: 新作メニューと銘打ったとんこつラーメン、600円。これは味が薄すぎて「幸楽苑」の方がマシ、道の駅なりの味で良いのにね。
        右: 駅の横には日光裏街道「川俣関所跡の碑」がある。江戸初期から忍藩が管理し、家康の遺骸もここを渡って日光へ向かった。