埼玉県 20駅 の中で 16番目 に開業した駅   きたかわべ 

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【 400m南々東が埼玉・栃木・群馬の県境。大型車が多くて駐車場が狭く、食事処も好きじゃない。】

鳥瞰図
道路のすぐ下は渡良瀬川の古流路。、思川と渡良瀬川などが合流する洪水多発地帯だった。
明治時代中期には合流点の水量を調節する目的の広大な遊水池となったが、実際には足尾銅山(wiki)から流れ出た鉱毒を沈殿させるため、政府と古河財閥が結託して住民を強制的に立ち退かせ造成したもの。この強権政治に抵抗し続けたのが 田中正造(wiki)である。
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遠くに見える遊水池の対岸は栃木県小山市の方向となる。現在はラムサール条約に登録された水鳥の繁殖地として自然公園に姿を変えているが、大津波を起こした3.11の地震の際には基準値を超える鉛が下流で検出されたという。足尾銅山・谷中村・田中正造などで検索し渡良瀬川流域の悲劇に触れてみよう。
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道の駅は渡良瀬遊水を利用したでヨットやカヌー(ただし団体のみ)・レンタル自転車も利用できる「スポーツ遊学館」と、物販&食事機能の「いな穂」の2棟に分かれている。ショボい駅舎に対してスポーツ遊学館の施設は豪華で充実している。駐車場は狭いため暖かい季節の休日には満車状態も珍しくないし、最近は何故か手打ち蕎麦の人気が高まり、昼前後の混雑が更に酷くなった。
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遊水池を利用したスポーツレジャーの基地としての利用価値が高いが、通りすがりの旅人にとって特に魅力はない。ただし遊学館3階からの展望は素晴らしく、遊水地や渡良瀬川周辺に広がる風景を楽しむことができる。
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蛇足情報...昭和30年代後半に大鵬と並んで活躍した47代横綱の柏戸。彼の出身は山形県だが、江戸時代の力士である初代の柏戸は道の駅から近い北川辺町大字柏戸の出身で、有名な雷電や谷風と同時代の人。成績は平凡だが大相撲の発展に尽くしたと伝わる。2km南東の信号を右折して東武日光線を越える橋「柏戸跨線橋」には力士のレリーフが埋め込まれ、軍配をデザインした街路灯が建てられている北川辺町は2010年3月末に加須市に編入合併された。

基本データ

加須市小野袋1737  0280-62-5555  休業:月曜と1/1〜1/2  県道9号沿  日本橋から一般道で 66km

リンク先
近くの駅は
駐車場

大型22台+普通車36台、行楽シーズンの土日はパンク状態。緊急時には裏手に多少停められるスペースがある。

騒 音

大型ダンプなど、夜間も車両の通過は多い。駐車場の一番奥がやや快適だが、狭いため車の出入りが気になる。

物産館

8時〜17時、売り場も狭く、品数も少なくて魅力が乏しい。米(コシヒカリ)や野菜など近隣の農産品がメイン。

食事処

9時〜14時、雰囲気はまぁまぁ。手打ち蕎麦は11時〜14時(休日はどちらも30分延長)。地粉を使った蕎麦が売り物らしい。
  メニュー例:冷しそば1000円・天ざる850円・手打ちざるうどん650円・天ぷら定食850円・なまず天ぷら定食900円・他。

軽 食

営業時間中は売場の横にラーメンや軽い飲食のコーナーが開く。半屋外でテーブルも置いてあるが、ここも特には薦めない。

休憩施設

トイレの横に広い休憩棟がある。やや殺風景で雰囲気も良くないが、24時間使えるらしいが、利用価値は低い。

トイレ施設

駐車場入り口の前で、施設も管理状態も悪く、ウォシュレット設備なし。スポーツ遊学館のトイレは清潔だが17時で閉鎖する。

温浴施設

16km南西(ルート地図)の加須駅先にゴミ焼却施設余熱利用の市営 いなほの湯、9時半〜22時・火曜と12/30〜1/1休(臨休
  あり)、露天・打たせ湯・サウナ・寝湯など完備、500円。メニューが多くて安い食堂や休憩施設もあり、道の駅よりもお薦めだ。
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次に近いのは五霞町福祉センター(茨城道の駅「ごか」の近く)。「きたかわべ」から約20km(ルート地図)9〜21時・300円。
  両方とも、次の移動場所とあわせて検討する方が良い。

犬の意見

駅の裏側から石段を下れば散歩ルートが広がっている。国道を渡って河川敷に降りればノーリードで遊ばせるのも可能。

近隣の見所

旧・谷中村の悲しい歴史を秘めた渡良瀬遊水地が目の前。今では広大なレジャースポットに変わっている。
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駅の裏、東武日光線柳生駅の南約2kmの西小学校に足尾銅山の渡良瀬川鉱毒を訴え続けた田中正造の墓の一つが残る。

P泊する時の
総合評価
 ★★★★★★★★★★   EV車充電・不可、Wi-Fi接続・不可、 埼玉県で EV充電できる道の駅」を参考に。


     

        左: 古河へ南下する県道9号の左は渡良瀬遊水地、右の堤防下は農地。道路沿いのスポーツ遊学館は機能が充実した町営施設だ。
        中: スポーツ遊学館一階はボートの艇庫など、二階は事務所と展示と休憩施設、屋上は広いウッドデッキで展望の良いテラス。
        右: 展望テラスから敷地の入り口を。ロータリーの右が大型車の駐車場、ガラス貼りの休憩室右側がトイレ、車路の先に駅舎がある。


     

        左: 県道沿いの大型車駐車場は広い。古河と佐野方面を結ぶ主要道路のためか、大型トラックやトレーラーが頻繁に出入りする。
 
        中: 屋上の展望テラスから谷中湖(渡良瀬遊水池)を遠望。釣りやサイクリングを本格的に楽しむなら対岸に迂回する方が良い。
レジャー施設の詳細は 渡良瀬遊水地振興財団のサイトで確認を。道の駅からレンタサイクルで湖上の専用道路を渡るのも可能だ。
この日は霞んでいたが、真っ直ぐ東のには微かに筑波山が見える。国道125号で「しもつま」を経由すればほぼ直線、約50kmのドライブだ。
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        右: 下流(古河方向)の河川敷には総合グラウンドも造られ、車で降りることもできる。堤防道路にはトラック、特に大のダンプが多い。


     

        左: スポーツ遊学館二階の管理事務所。トイレやシャワー室(1回100円)・会議室(1時間200円)も備えているが利用頻度は低い。
        中: いちおう会議室とされているコーナー。この手前のラウンジでは写真などの展示がメインだが休憩などに使える機能も備えている。
        右: 駅舎前のアプローチ。なぜか通路に背を向けている銅像(レプリカ)は地元出身の田口和美医学博士、解剖学の父と呼ばれている。


     

        左: 土手から川の反対側に下って駅舎を見上げる。手前に見えるのは従業員用の駐車場、長い石段を登るのも良い運動、か。
        中: コンクリートの壁が寒々とした雰囲気の道の駅の休憩室。テーブルなどはあるがプロドライバーも多く、家族連れは使いにくい。
        右: 駅舎の前にはテントが張られて屋外の休憩コーナーや園芸売場に利用されている。時たまイベントなども開かれているらしい。


     

        上: 売店のメインは野菜類、豊富で値段も安い。秋には地元産コシヒカリの新米も豊富に並ぶが、これは魚沼産並みに高かった。


     

        左&中: 以前は特色のない只の食堂だったが最近は手打ち蕎麦で人気が高まった。北川辺で蕎麦は栽培されていない筈なのに。
        右: 売店の休憩施設側には何とも貧相な軽食コーナーがある。ラーメンなども扱っているが、飲み物とアイス程度と考えよう。