福島県にある33駅 の中で 17番目 に開業した駅   しもごう       

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【 小さな駅なので観光シーズンの交通量増加に対応不可、休日には特に深刻だ。】

鳥瞰図
国道121号と白河を結ぶ国道289号の甲子道路は最後の難工事だった甲子トンネル(福島県最長の4345m)が2008年9月に開通し、実に快適な峠越えルートになった。
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完成するまでは羽鳥湖の北を通る国道118号か会津西街道から国道400号に入って塩原に下るしかなかったのだから、下郷から真っ直ぐ白河に入れる国道289号の利用価値が知れ渡れば利用者は確実に増える。それを見越した新駅の開設なのだが、ここまでの人気は予想せず小規模な駅舎を設計した、らしい。
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下郷のT字路から駅までは約9km、駅からトンネルを抜けた甲子温泉までは約10km、新甲子温泉までは更に2km。この間の21Kmには「道の駅しもごう」以外の店舗どころかトイレも皆無だから、特に家族連れドライブには恐怖と同居する区間となる。下郷〜新甲子温泉までは完成間もないピッカピカの新道、新甲子温泉から白河までは荒れた部分の残る長い長い下り坂である。
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09年9月の訪問時点では両側とも案内標識が未整備で、ひょっとして道を間違えたのかと悩む程だった。
下郷から登る場合、国道121号から289号に入ってすぐの町役場近くに「道の駅」表示があるだけでその先はまだ整備されていなかったが、2018年夏現在は解消されている。
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観光シーズンの交通量は開通当時より激増しており、休日のパンク状態は深刻。駐車場の満車やトイレ行列の恒常化は残念で、早急な対応が求められる。

基本データ

南会津郡下郷町大字南倉沢字木賊844  0241-67-3802 休業:12/31〜1/1  国道289号沿 日本橋から一般道で 217km

リンク先
近くの駅は
駐車場

公称は大型車8台+普通車31台、行楽シーズンにはかなり混雑するため国道沿いに30台ほどのスペースを増設した。

騒音・他

交通量は少ないし大型車も一応分離されているので、進入路から離れた普通車用のスペースなら静かにP泊できる。

物産館

8〜18時(12〜3月は17時)、今後改善されると思うが現時点では平凡で魅力がない。とりあえず、山菜の季節に期待したい。

食事処

10時半〜18時(12〜3月は17時)、売り場の片隅にテーブル数台、地粉100%の蕎麦がメインでメニューも少なく価格は並だが
  通常の食事に必要な内容は整っているし味もしっかりしている。 詳細メニュー画像を参考に。

軽 食

食事処が軽食を兼ね、新しく開いたテイクアウトコーナーが必要な要素はカバーしている。休日には屋台も出ているらしい。

休憩施設

屋外にはベンチやテラスなどがあるが屋内には特に確保されていない。なにしろ駅舎の狭さがネックだ。

トイレ施設

男性用7(大2)と女性用5では休日のパンクが当り前で、管理も追いついていない。駐車場同様、早急に増設などが必要。
障害者兼用トイレのみ、ウォシュレットの設備を備えている。

入浴施設

駅の敷地には施設なし。国道121号の会津寄りには湯野上温泉・峠を越えた白河側にも温泉はあるが中途半端に離れているのが難点。入浴とは切り離したP泊を考える方が良い、かも。
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16km会津寄り(ルート地図)の湯野上温泉に 清水屋旅館、7〜20時・無休・源泉掛け流しで500円。繁忙期は事前確認を。
  湯野上には立ち寄り入浴OKの宿(5〜600円)が多いから湯野上温泉駅の観光案内所(駅前に一台Pあり・無線LAN可能)
  で確認すると良い。24時間(冬は不可)無料で入浴できる無天風呂もあったが、廃止になった。
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トンネル経由の12km東(ルート地図)、新甲子温泉に総合レジャーのキョロロン村ちゃぽランド、10〜21時(入場17時半まで)・
  木曜休、500円。時間に余裕があるし、旅館と違って気軽に利用できるのが魅力。

犬の意見

国道の交通量は少ないが歩道帯がないため散歩は薦められない。駅の敷地にある広めの緑地で軽い散歩程度が無難だろう。

近隣の見所

北21km(ルート地図)に旧街道の姿を留める大内宿、有料P(普通車300円)はあるが休日の混雑が深刻なので朝9時までに
  着く方が良い。駐車場は24時間使えるから、休日の前夜からP泊して渋滞を避けるのも一案。湯野上を背にして、有料Pから
  500m先右手にも砂利敷の無料Pあり。歩く距離は大差ない。北側の会津本郷駅南から下野街道(会津西街道)に入れば休日
  でも早く着ける(栃沢ダムの先はカーブが続く山道だが完全舗装の二車線)。この先・旧道の大内峠(現在は氷玉トンネル)は
  戊辰戦争の激戦地でもある。明治中期に会津三方道路(現在の国道121号)が整備されて大内宿を通る旧道は衰退したが、
  結果として古い宿場の面影をそのまま残す事となった(「大内宿」と「塔のへつり」は「羽鳥湖高原」で紹介した)。
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阿賀川の渓谷が独特の姿を見せる塔のへつりまで約14km(ルート地図)、湯野上温泉からも近い。無料Pあり。

P泊する時の
総合評価
 ★★★★★★★★★★   EV車充電・可、Wi-Fi接続・可、 福島県で EV充電できる道の駅」を参考に。


     

        左: 2008年9月に甲子トンネルを含む国道289号が全面開通。冬が過ぎた翌年の4月、ルート上に道の駅「しもごう」がOPENした。
        中: 国道の両側は斜面のため敷地は広くない。誘導路を5mほど下がった平地にL字型駅舎と数台のガーデンテーブル、右手に芝生広場がある。
        右: 芝生広場から西側を振り返ると背景には南会津の山々、手前には会津下郷から登ってきた国道289号が観音川を渡る橋が見える。


     

        左: 芝生広場に造られた低い丘から駅舎を眺める。今回は「大内宿」や「塔のへつり」を経由したため到着が夕刻になってしまった。
        中: 敷地が狭いため、その影響を受けた駅舎全体もやや狭く、屋外の仮設テントなどを物産コーナーに利用している。
        右: 駅舎の右側には食事処、暖かな季節には外のテラスも利用できる。現在はこのスペースに産直野菜売場が建っている。


     

        左: 駅舎に向かって左側はトイレ棟と障害者用の駐車場。いずれも狭く、特にトイレは観光バスがトイレ休憩に寄るだけで完全にパンクしてしまう。
        中: 正面が物産コーナーで左側が食事処。ウッドテラスには食事場所の予備と休憩を兼ねたガーデンテーブルとパラソルを設置している。
        右: なだらかな芝生の丘からは南会津の山々が遠望できる。特に紅葉シーズンの眺めは素晴らしいの一言。


     

        左: 駅舎右側には軽食のテイクアウトコーナーがある。この入口部分が一応の情報コーナーなのだが、全く機能を果たしていない。い
        中&右: 食事処には4人掛けのテーブルセットが4台ほど。客数が少なければ対応可能だが、観光シーズンの休日は完全にパンクする。


     

        上: 駅舎内の物産コーナーはなにしろ狭く、目を惹く品は見当たらない。春の山菜や秋のキノコなど山里の産物は外の特設台の方が面白い。