山形県 21駅 の中で 10番目 に開業した駅   田 沢(なごみの郷) 

左側に目次の表示がない場合は こちら をクリックして 秋田県の道の駅・フレーム表示 に切り替えて下さい。
掲載した画像などを転用する場合は事前に連絡し、出典を明記してください。リンクは御自由に、どうぞ 。
記載は全て訪問時点の情報です。特に時間や価格など、変更されている可能性に御注意ください。


〜画像をクリック → 拡大表示 〜  山形県の道の駅へ      道の駅のトップへ   「旅と犬と史跡巡りと」のトップへ

【 喜多方と米沢を結ぶ大峠道路・国道121号の峠に佇む小さな茶屋。】

鳥瞰図
国道121号は山形県と福島の会津地方を結ぶ唯一の幹線道路。米沢市街から「道の駅田沢」まで約10km、更に国道を南下すると更に10km弱で福島県境の大峠トンネルに至る。
.
大峠トンネルは長さ3940m、下郷と白河を結ぶ国道289号の甲子トンネル(地図・4345m)が完成するまで福島県内トップの長さだった。福島県側の出口から「道の駅喜多の郷」までは約13km。
.
道の駅はこの峠越えルート前後の一休みにはピッタリの位置にあり、豊かな自然に囲まれている。裏手には鬼面川の深い谷、峠を下るまで山形県側にも福島県側にも人家が点在するだけで休憩できるような店舗もない。
.
トンネルを含む大峠道路(国道121号の喜多方・米沢部分)の全線開通は2010年の秋。それまでの旧国道は傾斜が厳しく冬には通行止めになる「酷道」で、改善は長い間の悲願だったらしい。駅舎の筋向いには大峠道路の建設に尽力した米沢市出身の故人・木村武雄氏の顕彰碑が建立されている(米沢日報の記事を参照)。
.
埼玉の秩父と山梨県を結ぶ雁坂トンネル、中山道と伊那を結ぶ権兵衛トンネル、松本市と飛騨を結ぶ安房峠など、国交省(旧・建設省)も時々は優れた仕事をしている。一方でリニア新幹線や国有地の不当廉売や安倍夫妻への忖度や公文書改竄に加担するだけが本業ではない、らしい。歴代大臣は今後も公明(コウモリ)党だから抜本的な質の向上は望めないが。

基本データ

米沢市大字入田沢573  0235-66-4833  休業:1/1のみ  国道121号沿  日本橋から一般道で 297km

リンク先
近くの駅は

米沢:16km  いいで:22km  喜多の郷(福):27km  たかはた:31km  川のみなと長井:33km  白鷹ヤナ公園:46km

駐車場

公称は大型4台+普通車28台、大型車は完全に分離されているが、全体の収容台数か少ないため休日にはかなり混雑する。

騒 音

会津と米沢を結ぶ観光ルートの長いトンネルに近く、行楽シーズンの利用客は多い。夜間は静かだがP泊に向く駅ではない。

物産館

9〜18時(12〜2月は17時)、季節には山菜やキノコ類が豊富に並ぶ。取扱い品の明細はオリジナルサイトで。
従来から陳列していた米沢牛の牛肉関連品は「道の駅米沢」の開業と共に縮小した。これは「米沢」か「いいで」の方がベター。

食事処

10時半〜16時半(12〜3月は15時半まで)、食事の注文は15時まで。古民家を移築した素朴な雰囲気で、畳席も設けている。
  地粉を使った手打ち蕎麦の風味は魅力だが価格が高めなのは残念。詳細メニューを参考に。
  客席は30〜40人程度と少ないため、休日の昼前後は間違いなく待たされる。できれば立ち寄る時間の調整を。

軽 食

営業中は敷地右側に軽食屋台が開く。ソフトなど一般的なメニューの他に野菜の直販も行っている。

休憩施設

情報コーナーを兼ねた休憩施設は辛うじてスペースを確保したレベルで、寒い季節以外の利用価値は低い。緑地の活用を。

トイレ施設

別棟の石造り風トイレは施設も管理も今一つ物足りない。障害者兼用トイレを含めてウォシュレットの設備なし。

温浴施設

10km東(ルート地図)に小野小町伝説が残る小野川温泉。この名湯に「ついでに寄る」程度で済ませるのは勿体無いので...
ルート地図には田沢→小野川温泉→道の駅米沢(もちろん逆ルートもOK)を記載しておいた。
.
昔は無料だったが整備して有料化した共同湯の小町の湯は6〜18時・火曜休、露天のみ・200円、駐車場は川の手前にある。
温泉街中央にある共同湯の尼湯は7〜21時・無休、内湯のみ・200円、駐車場が狭いので温泉街の地図を参照されたし。
  尼湯と小町の湯と温泉組合の無料Pを記載してある。それと、小町の湯は公式サイトの画像より間違いなく貧乏臭い。

犬の意見

脇道が少ないため駅の緑地か国道沿いの歩道(山側)を歩かせるしかない。駐車場の出口側から50mほど先の小道が鬼面川に掛かる橋の先まで続いているが、熊か蛇が出そうなので臆病者の私は橋の先までは踏み込んでいない(鳥瞰画像を参照)。
たぶん心配ないと思うけど、不安な人は駅の従業員に確認してね。

近隣の見所

上杉家の史蹟が多い米沢市街地(例・米沢城址)には「道の駅田沢」が約13kmで最も近かったが、2018年春に「道の駅米沢」が東北中央道の米沢中央IC前に開業(約4km)して最も近くなった。取り敢えず従来のまま記載し、同様に「米沢」にも載せておく。
.
舞鶴城とも呼ばれる桜の名所 米沢城址上杉謙信を祀る本丸跡の上杉神社、関連の宝物を収蔵する 米沢市上杉博物館
  中興の祖 上杉鷹山を祀る 松岬神社...この4ヶ所は城址公園内および隣接地で、無料駐車場から徒歩で廻れる。
以上の4ヶ所と、米沢藩歴代藩主の墓所ぐらいは是非とも見ておきたい(城址からのルート地図)。鳥居の左に無料Pあり。

P泊する時の
総合評価
 ★★★★★★★★★★  EV車充電・可、Wi-Fi接続・可、「山形県で EV充電できる道の駅」も参考に。


     

        左: 雰囲気は峠の茶屋。実際に峠越え(現在はトンネルだが)の途中で一休みする機能に重点を置いた存在である。少し狭いが、居心地は良い。
        中: 敷地の右隅(一方通行の出口寄り)には石貼りのトイレ棟がある。もちろん設備はそれなりで残念ながら管理状態が良いとは言えないレベル。
        右: 狭くても緑地は貴重だ。今回の旅行では新潟県の関川から国道113号の小国でP泊、飯豊を経て田沢で休憩してから喜多方で再び停泊した。


     

        左: メイン駅舎には物産館と軽食コーナーと屋内トイレがある。情報関連と休憩施設は特に設けられていない。と言うか、スペースがない。
        中: 駐車場の隅ではたこ焼きからスイカまで、種々雑多の取り扱いだった(地元農家の親父っぽい)。農産品の取り扱いはこの屋台だけ。
        右: 訪問した時は日差しが強く、テントの下が臨時の休憩所に使われていた。混雑する駅舎の中よりは風が通って涼しいかも知れない。


     

        左: メイン駅舎の前から敷地の端まで続く車路は石畳風ですぐ前には東屋もある緑地、原則として一方通行。トイレ棟の先が出口となっている。
        中: 「米沢」と「喜多の郷」に比べると遥かに狭いため、大型用の停泊は比較的少ない。このスペースが空いていればP泊も無理ではない、と思う。
        右: 売店は狭くて取り扱い商品も少ないが、「米沢」が開業する前は牛肉も扱っていた。それにしても手ブレした画像を載せるのは恥ずかしい限りだ。


     

        左: 米沢が近くいため牛肉および加工品も一応置いてあるが選択肢は少ない。峠の茶屋には高級和牛よりも山里の地場産品が似合うはず。
        中: 少しだけ並ぶ笹野一刀彫り。坂上田村麻呂 所縁の笹野観音の縁起物で、南米沢の古刹 笹野観音参詣の縁起物だった。
        右: 蕎麦屋っぽい品書きがメインの食事処。価格は相場よりも2割ほど高め、十割の地粉で手打ちにしても高すぎるし、味も追い付いていない。