福島県 33駅 の中で 20番目 に開業した駅   ばんだい(徳一の里きらり) 

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【 使い込むと味が出そうな新設駅。徒歩圏にある慧日寺史跡も見逃せない。】

鳥瞰図
開業は平成21年の8月旧盆。私が訪問したのは同年の9月末で各コーナーの状態がまだ安定しておらず、特に食事処の什器やメニューの整備などが未完成のまま少し混乱していた。春になったら再訪問する計画を考えたまま10年近くが過ぎてしまった。思い通りに運ばないのは世の常とは言え、何とも残念。
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駅舎のすぐ裏手には磐梯町役場があり、東北本線と新幹線と磐越東線の接点である郡山駅から猪苗代湖の北岸を通って新潟県新津に至る磐越西線の磐梯町駅も近い。高速磐越道と国道49号も並行して東西を横断しているルートだが所謂名所旧跡と温泉が豊富に点在する地域で、高速道路で通過するのは惜しい。
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さすがに新設の駅だけあって中身は良く整っており機能的にも満足できる。駐車場からは磐梯山が一望でき、桧原湖へ向う磐梯山ゴールドラインの入口も近い。猪苗代湖沿いの国道49号を走るのも快適だが県道7号を利用して猪苗代町へ抜けるのも楽しそうだ。
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2km弱東の県道沿いに24h営業のセブンイレブン小さなスーパーがあるだけの地域。道の駅が日常の買物場所を兼ねており、その意味では駅舎の中でヤマザキショップが広いスペースを占めているのも当たり前、なのかも知れない。  この駅ではフリースポットの無線LANが利用できる。設定は特に不要、情報コーナーで接続可。

基本データ

耶麻郡磐梯町大字磐梯字十王堂38  0242-74-1091  休業:年中無休  県道7号沿 日本橋から一般道で 252km

リンク先
近くの駅は

あいづ湯川:13km  猪苗代:14km  喜多の郷:22km  会津柳津:28km  裏磐梯:32km  にしあいづ:35km  つちゆ:42km

駐車場

公称は大型車9台+普通車67台、概ね充足している。大型車用スペースが広く、混雑状況によっては普通車も利用できる。
駅舎左手の緑地前に、開駅当時に比べると40台ほどのスペースが増設された。

騒音・他

磐越道と国道49号が同じ方向に通っているため、前面の県道7号の交通量は多くない。特に夜間は静かで大型車のスペースも完全に分離されており、過ごしやすい。P泊する場合は駅舎の左側スペースがベスト、駅舎裏手のサブPも利用できる。

物産館

土産物コーナー(コンビニのヤマザキショップを含む)は8〜20時・農産直売所は9時半〜18時、品揃えはごく一般的で面白み
  に欠ける。野菜類はまぁまぁ豊富だが、売り場スペースの大部分をコンビニが占めているのはやや残念だ。

食事処

「会津嶺」は11〜19時、殺風景で広いスペースが生かされておらず、メニューも平凡。価格が安めなのは評価できるが...。
  喜多方ラーメン600円・塩ラーメン800円・ソースカツ丼1000円・岩なだれカレー700円、他。現状では「喜多の郷」の方がマシ。

軽 食

9時半〜17時、屋外休憩スペースの一角でソフトをメインに扱っている。有機玄そば使用の「そばソフト」が売り、らしい。

休憩施設

営業中は情報コーナーを兼ねた一角が利用できる。4人掛けの丸テーブルが2台とベンチが置かれた機能的なスペースだ。
屋根付きで三方を駅舎に囲まれたトイレ前の一角には広い休憩コーナーがあり、木製のテーブルとベンチが数台づつ置かれている。寒い季節はやや辛いが食事程度はできる。その横の地域活性化センターは集会や研修を兼ねた地元住民用の施設。

トイレ施設

09年8月オープンで新しいため設備も清潔で整っている。障害者兼用を含め洋式トイレは全てウォシュレット付きで快適だ。

入浴施設

駅の敷地には施設なし。磐梯山中腹には立ち寄り入浴できるリゾートホテルが数軒あるが、いずれも遠くて高いのが難点。
11km南西(ルート地図)の会津若松駅近くに 富士の湯、10〜24時・無休、・露天・食堂・休憩所・無料Pなど完備、450円。

犬の意見

周辺には静かな脇道が多い。下記・慧日寺史蹟なら遊歩道も整備されており、見学を兼ねた散歩が出来る。

近隣の見所

500mほど北に国の史跡に指定されている慧日寺の跡。更に詳細は磐梯町による解説で。平安時代初期の法相宗の僧徳一
  (wiki)による創建で、会津柳津で紹介した福満虚空蔵尊圓蔵寺などの開創に関与した事で知られる。
  慧日寺は明治初期に廃寺となった平安初期創建の大寺でまだ完全には復興していないが、往時の片鱗は窺える。
  散歩を兼ねて歩ける距離だし無料駐車場や史蹟の見学ルートも完備、有料の資料館も併設されている。
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名水百選の一つ・龍ヶ沢清水をメインにする磐梯西山麓湧水群は慧日寺の更に約1km北の慧日寺庭園にも引水されている。

P泊する時の
総合評価
 ★★★★★★★★★★   EV車充電・可、Wi-Fi接続・可、 福島県で EV充電できる道の駅」を参考に。


     

        左&中: 県道と駅舎に沿って横に長いメイン駐車場。左側の緑地前に40台、駅舎の裏側に従業員用を兼ねた30台ほどの駐車スペースがある。
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        右: 駅舎の右(東)方向(直線で約10Km)に磐梯山が眺められる。左側の欠けている部分が明治21年(1888年)7月の爆発で山体が崩壊し、北側の
流れを塞き止めて桧原湖・小野川湖・秋元湖を形成、崩壊によって477名の人命が失われた、と記録されている。


     

        左: 駅舎の前面は屋根を突き出した回廊を設けてある。雪国・特に新潟で良く見かける雁木(がんぎ)の雰囲気が便利さと共に旅情を刺激する。
        中: 右側には広い休憩スペースがあり、ゆったりした間隔でテーブルセットを配置している。暖かな季節なら休憩室よりも快適に過ごせる場所だ。
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        右: たまたま老人の団体さん(グループホーム?)と一緒になり、一人の女性が興味深そうに我が家の犬を眺めていた。「触ってみますか?」と声を
掛ければ良かったが、そのまま見過ごしてしまったのが悔やまれる。今でもご健在だろうか。
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目を合わせている茶色の牡犬は推定4歳、痩せた体で放浪中を保護され、獣医師が一歳半程度と判断したのを引き取ったゴールデン・レトリーバ。
当時18kg、少し大柄の長毛ダックスフント(笑)に見えたほどだったが、半年後は32kgまで回復した。眠っている時以外は常に私を目で追っている
ほどで、私たちは本当に深い絆で結ばれていたのだけれど...2013年7月に推定11歳で死んでしまった。
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やや悲しそうな目に見えるのは、老女の杖を見て放浪していた時に棒で追われたトラウマが残っていたのだと思う。長い棒が大嫌いだったからね。
引き取って暫くの間は一階が駐車場のマンション前を通るたびに立ち止まって中を窺っていた。元の飼い主がマンション住まいで、飼えなくなって
放棄したのだろうと我々夫婦は想像していた。バブルが崩壊した直後の頃は同様の事例が多かった、らしい。
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横になっている白い雌犬はペアで飼っていた先住犬。ずる賢いほど利口な奴で、薄目で様子を眺めている。もう少し老女が近寄ったら起き上がって
愛想を振りまく計画で...こいつも2011年のクリスマスに突然死んでしまった。残った我々は今だにペットロスのダメージを引き摺っている。


     

        左: 休憩スペースに隣接した軽食コーナー、ソフトクリーム・コロッケをメインにして数種類のメニューがある。特に珍しい品は見当たらない。
        中: 訪問時点では完成には程遠い状態だった食事処。全体に殺風景でメニューも物足りない。今ではそれなりに改善されている、とは思うが。
        右: こちらは駅舎内部に設けられた情報&休憩コーナー。壁際に食券の自販機があり、横の通路から食事処に進む順路になる。


     

        上: 情報コーナーに隣接した「磐梯町地域活性化センター」はたぶん地域の交流を目的にしていると思うるが、どんな用途なのか良く判らない。
入室には特に制限がないので自由に過ごして良いのだろうが、このスペースは今でも当初の状態を保っているのか不明だ。


     

        上: 開業当初の産直野菜と果物の売場はやや狭かったが現在は拡張し、会津米や地酒・味噌のコーナーなども新設したらしい。期待しよう。


     

        左&右: 売店の大部分を占めるヤマザキショップ。隣接して狭い物産コーナーもあるが、品揃えが貧弱で魅力に欠ける。この駅の弱点だね。
        右: 褒められるのはトイレが全て暖房便座とウォシュレットを備えている事。多機能トイレにベビーチェアやベビーベッドも備えているのは偉い!