静岡県にある26駅の中で 24番目に開業した駅   伊豆ゲートウェイ函南かんなみ

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【 2017年5月1日 OPEN! 物産コーナーは質も量も貧弱だが、駅本来の機能は優れている。】

鳥瞰図
駅名のゲートウェイ、本来は「塀や生垣に設けた木戸、入口」の意味で、コンピュータ用語では「異なる世界を結ぶ中継基地」を表している。つまり「伊豆ゲートウェイ函南」は、東名の沼津インターから伊豆縦貫道路から伊豆中央道と接続する「函南塚本インター」で降りれば約1kmで伊豆観光の入口ですよ、休憩や食事処や観光案内の機能を備えた「おしゃれな観光スポットがありますよ、函南へどうぞ」という意味を込めているのだね。
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その意味では基本コンセプトに沿った道の駅になっている。設備の整った休憩施設は広くて明るいし、隣接するインフォメーション・コーナーはビジュアル機器とパンフレット類が充実しているし、係員も常駐している。
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食事処はメインの「伊豆鮨」の他にも軽い食事もできる広いカフェが二ヶ所にあるし、敷地が隣接する 伊豆のわさび屋(公式サイト)で伊豆の郷土料理・まご茶を楽しんでも面白い。ここまでは全く不満はないのだが...。
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しかし、物産コーナーはどうにも陳腐で面白みに欠ける。特に産直野菜類のコーナーは質にも量にも価格も全く魅力がない。個人的には物販メイン道の駅は嫌いだけれど、それは魅力がなくても良い事とは意味が違う。
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旅行者にとっては隣接した「伊豆のわさび屋」の干物や海産物を一緒に選ぶと面白いだろうし、地元の消費者にとっても国道136号に出て少し三島寄りの 伊豆・村の駅(公式サイト)の方が安いし品揃えも桁違いに魅力がある。
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道の駅のサービス機能を維持するためには相応の経費が必要で、その一部は営業利益から充填しなければならない.。慢性的な赤字が重なると我慢しきれなくなり、反動として苦し紛れの売り上げ重視に方向転換する...そんな道の駅を何軒見たことか。物産コーナーに関しては早めの再構成が必要だと思う。
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それと、敷地の奥に駅舎を配置せず道路沿いに建てたのはなにか理由があるのだろうか。どう考えても必然性に欠けるし使いにくいと思うのだが。

基本データ

田方郡函南町塚本887-1 電話:055-979-1112  休業:無休(一部未確認)  国道136号BP沿  日本橋から一般道で 124km

リンク先
近くの駅は

伊豆のへそ:10km  箱根峠:21km  伊豆月ヶ瀬:22km  くるら戸田:30km  伊東マリンタウン:30km  天城越え:32km

駐車場

公称は113台、大型車は10台前後・隣接のレンタル広場前と狩野川の土手側を併せると200台ほど停められる、と思う。

騒 音

これは道路側に駅舎があるメリットで、どこに停めても比較的静かに過ごせる。土手の上も悪くないよ。

物 販

9時〜18時。売り場は陳腐で面白くないし産直野菜コーナーも魅力なし。隣接の「わさび屋」(無休・9〜17時半)は旅行者には魅力的だと思う。駅舎内のセブン・イレブンは24時間営業。

食事処

創作寿司のいず鮨がメイン。他のカフェ二ヶ所を含めて時間と詳細メニューの確認を忘れたので後日確認する。

軽 食

10kmほど離れた函南の丹那地区(地図)にある酪農施設オラッチェがソフトクリームなどのコーナーを出店している。昔(5、6年前まで)は本当に濃厚な味で美味しかったが、その後に味が落ちた。現在もベターだが、ベストでと言えるのは伊東のアーケード街にある「わかば」(地図)だろう(と妻が断言している)。検索されたし。

休憩施設

中庭を眺める静かな一角、観光案内所に隣接して広いスペースあり。椅子なども充分に備えてある。

トイレ施設

さすがに新駅、広くてウォシュレット完備で文句なし。コンビニのトイレも利用できる。

温浴施設

約4km東に町営の温泉施設湯〜トピア函南、10〜21時・火曜と1/1休、露天・サウナ・休憩室・食堂・プールなど設備は良いが
  3時間まで700円は近隣の相場より高いし畑毛温泉は源泉温度が低くて個性が乏しい。
  その他、伊豆近隣の立ち寄り温泉は道の駅「伊豆のへそ」と「天城越え」での紹介を参照されたし。

犬の意見

狩野川沿いの広場(まだ整備が終わっていない)が利用できる。狩野川に合流する大場(だいば)川には遊歩道が伸びている。

近隣の見所

買い物とリーズナブルな食事なら上記した伊豆・村の駅がベスト。狩野川の4kmほど下流にある食遊市場は更に楽しめる。
  土曜日午後(日曜休業)のサスヨ海産(本店は沼津港)の処分価格には只々驚くしかない。
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仏像と共に穏やかな時間を過ごすなら約8km北西のかんなみ仏の美術館へ。桑原地区の住民が守り続けた平安中期の仏像
  を中心に展示している。美術館完成以前、薬師堂に保存されていた時代の姿は函南薬師堂と新光廃寺跡薬師堂の仏像群
  (共にサイト内リンク・別窓)も参考に。ここまで行けば上記した酪農施設オラッチェも遠くない。

P泊する時の
総合評価
  ★★★★★★★★★★  未確認


     

        左: 狩野川の土手から眺めた道の駅の全景。手前がステージのあるイベント広場で連休オープンの際にはサブの駐車場に利用していた。
        中: 伊豆中央道と連結して修善寺方向を目指す現在の一般道。将来はこの道が伊豆縦貫道と連結し、一般道は左側・工事中の部分になる。
        右: 土手と狩野川の間には洪水の防災に備えた設備(広場)を設けるらしい。もう少し緑が増えれば楽しめる散歩場所になるのだが...


     

        上: 土手の上は30台ほど停められるサブの駐車場だが、日曜日のピークでも車は5、6台程度、静かに過ごせる。左側が駅に隣接する「わさび屋」、
その隣がコンビニ用の駐車場、コンビニ、中庭、階段と二階のカフェに続く。土手にある駐車場からは歩道橋で往来できるのだが、伊豆中央道と
沼津JCTから伸びてきた伊豆縦貫道の接続工事が終わっていないため、最終的な周辺の姿がどうなるのか、良く判らない。


     

        左: 駅舎前のメイン駐車場からアプローチ方向を撮影。右手に見えるのが隣の「わさび屋」で共有の通路部分から直接行き来ができる。
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        中: アプローチ部分にはバイク専用の駐輪場とサイクリスト用の架台が設けてある。狩野川上流に向かって20km以上のサイクリングロードが
続いており、その先には聖地サイクルスポーツセンター(2020オリンピックの公式競技場)がある関係でサイクリストの人気は高い。
我が物顔で走る連中も結構多く、歩行者道路と兼用しているためランナーなどとトラブルを起こす例もあるのだが、道の駅としては彼らの
拠点としてスペースを共用し利用してもらう意図も持っている。
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        右: 脇道を隔ててコミュニティ広場とステージ、黄金週間にはイベントも開催していた。現在は屋台が数軒のみ、採算はむづかしいだろう。


     

        左: 駐車場のイベント広場EV用の急速充電装置を二台備えている。日産リーフを買おうかなと思って皮算用してみたがイニシャルコストの計算が
面倒で試算を途中で止めてしまった。メーカーの説明は実に要領を得ず、不親切に過ぎる、と思う。
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        中: 駐車場の中央から真っ直ぐに「わさび屋」の方向を撮影。車路も(一方通行だが)広いし一台のスペースにも余裕を持たせているのも嬉しい。
        右: これは「わさび屋(山本食品)」の正面。入口が道の駅の駐車場から見て反対側になってしまったのは残念だろうね。中身は結構楽しめる。


     

        左: 駅舎右隅(わさび屋側)がトイレ施設。新しい駅は何処も清潔でウォシュレット完備なのは有難い。これは全ての駅に普及させて欲しいと思う。
        中&右: 歩道橋から駅舎に向かう途中のテラスから中庭を撮影。雰囲気の良いコーナーだが中途半端に狭いのは少し残念。絶対に設計ミスだね。


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        上: 全体スペースが広い割には、道の駅としてのオリジナリティも価格帯も物足りない物産コーナー。売上げは低迷するだろう...が率直な感想。


     

        上: 特に産直野菜のコーナーは貧相だった。商品の種類が少ないしボリュームもない、一部の品はやや安めだが特筆する程ではない。


     

        左&右: 伊豆でも道の駅は結構多いし今後も増えそうだ。この程度で旅行者の財布は開かないし地元客も素通りする。明らかに勉強不足。
        右: 我が家が月に一回は野菜の買い出しに行くオラッチェがソフトクリームのコーナーを出していた。昔は美味しかったけれど...は妻の意見。


     

        左: 土手側から歩道橋を渡った二階にあるカフェ兼洋食の「KISETSU」入口。詳細は次回にレポートするが場所も悪いし繁盛する雰囲気ではない。
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        中: こちらは一階入口横の「Spoke Cafe」、飲み物や軽食の他にサイクリストをターゲットに自転車置き場や空気入れ、工具なども揃えている。
        右: 一階の中庭を巡る回廊に面した「いず鮨」の入口部分。食事した直後なので食事処には全て立ち寄りをパス、次回は空腹時にレポートする。


     

        上: 中庭のスナップを三枚。テラス席もある落ち着けそうな雰囲気なのだが少し狭いのが難点だ。芝生にテーブル席でも置ければ楽しめると思う。


     

        左: 中庭に面した道路側に24時間営業のセブン・イレブン。駐車場が道路に面していないため駅舎を迂回する必要があり、恐ろしく使いにくい。
隣の「わさび屋」の駐車場を利用するのかも知れないので、これも近いうちに確認したい。
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        中&右: 充分なスペースを確保した観光案内コーナーには係員も常駐している。中庭に面して休憩コーナーと隣接しており、使い勝手は優れている。


     

        上: これだけ広い休憩コーナーは珍しい、福島県の「南そうま」に匹敵するスペースだ。「採算が取れないから売り場に転用したい」などという声が
出てくるのが良くあるケースだが、開業当初のコンセプト「伊豆観光のゲートウェイ」を維持し続けられるかどうか、注視したい。