栃木県25駅の中で 14番目に開業した駅
思 川
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【 この駅にとって大切なのは売上げ目標の達成だけ!休憩施設や情報コーナーは二の次に考えている。 】
地域グループの研修や実習施設、食品スーパーにも負けない物販物販、広い芝生と緑地...何でも揃う巨大施設で便利なのは間違いないが、「道の駅」の範疇には含められない。「売上げ○○円突破!」の看板があるように、立ち寄ったユーザーに休憩場所や情報提供を目指すよりも採算を求め過ぎている。
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もう少しバランス感覚を持って、売り上げ以外にも眼を向けるべきだろう。経営母体の小山市第三セクターは赤字を回避して黒字を確保する経営方針しか頭にないらしい。改善を期待するだけムダ、だろうけどね。
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いずれにしても黄金週間のサービス・エリアみたいな道の駅よりもショッピングセンター(佐野IC近くのイオンまで約18km)に寄る方がマシなので、私は素通りを心掛けている。休日の場合は満車状態も珍しくないし、店内の混雑も限度を超えている。ウィークデーなら駐車場所が足りない大型トラックが車路に並んでいるし、何の対策も執っていない。唯一のプラス点は駅裏に広い芝生があることぐらいか。
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栃木県南部には落ち着いて過ごせる駅が少ないけれど、強いて言えば「どまんなかたぬま」の方が駐車場に余裕があるだけマシかなぁ、休憩室も広いし。その意味で栃木県は北部と南部に大きなギャップがある。
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最近はスマートフォンの普及で公衆無線LANが注目されなくなったけれど、ノートPC+ガラケーを常用している私には FreeSpot の無線LANスポットが今でも貴重な存在だ。栃木県を含む北関東の公共施設には少ないのだけれど、約8km北のファミマ黒本店 (地図) では店舗横に駐車すれば車内から接続できるし、更に2kmほど北には 下野国庁跡(観光協会サイト)や 下野国分寺跡(下野市のサイト)も見学できる。
興味があれば、詳細画像などは 下野東山道の史跡群(サイト内リンク・別窓)で。
| 基本データ |
小山市大字下国府塚25-1 0285-38-0201 休業:水曜 国道50号B/P沿 日本橋から一般道で 78km |
| リンク先 |
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| 近くの駅は |
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| 駐車場 |
公称は大型車29台・普通車156台、収容力も高いが立ち寄る車も多い。昼前後は平日でもかなり混雑、休日はさらに深刻。 |
| 騒 音 |
駐車場がフラットで仕切りもなく、大型車の出入りも多いため落ち着けない。P泊する場合は駅舎左隅、進入路左のスペースがベスト。ただし、トイレからは最も遠くなる。 |
| 物 販 |
9〜19時。商品がとても豊富で、小さな食品スーパー並み。野菜類も豊富で価格はまぁまぁレベル、手作りパンも人気あり。 |
| 食事処 |
11時半〜21時、メニューは多いが価格設定は高め。物販コーナーとは屋根続きの別棟になっており、入りにくい雰囲気がある。
メニュー例:かけorざる630円・野菜天750円・天ざる1200円・カツ丼850円〜海鮮丼1250円・ミニ丼+ミニざる950円〜1200円・カレーは750円〜1100円・生姜焼き定食950円〜とんかつ定食980円・他に子供向けや飲み物類などが豊富。 |
| 軽 食 |
アイスコーナーや手作りパンのコーナーが利用できる(食事処でも飲み物やアイス類を扱っている)。 |
| 休憩施設 |
駅の規模は大きいが休憩&情報コーナーはベンチが置いてあるだけ、狭くて使いにくい。暖かな季節なら屋外で休憩可能。 |
| トイレ施設 |
別棟のトイレ施設は整っているが、手入れはやや不足気味。障害者兼用はウォシュレット付きで給湯機能もある。 |
| 温浴施設 |
駅の敷地とその周囲には入浴できる施設は見当たらない。
● 21km西の佐野市郊外にやすらぎの湯がある。詳細は「どまんなかたぬま」を参照)。
●8km北東の旧・小山遊園地の跡(現在は複合商業施設)に小山温泉思川、9〜24時・第3水曜休・平日750円・休日900円
(サービス日もあり)、施設完備・かなり混む。 |
| 犬の意見 |
混んでいるとき以外なら芝生広場でのノーリードも可能。畑の中には農道も伸びており、落ち着いて散歩できるルートあり。 |
| 近隣の見所 |
● 平安後期から藤原秀郷流小山氏の居城として興亡を繰り返した祇園城(参考サイト)まで4km、広い城址公園になっている。
● 北9kmの栃木市は昔の県庁所在地だった古い町で、蔵造りと川のある風景が人気。詳細は観光協会サイトで。 |
P泊する時の 総合評価 |
評価は ★★★★ この規模の駅なら情報コーナーや休憩室をもっと気を配るべきだと思うが...
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左: 大型車と普通車を合せた駐車は200台に近いが大型車のスペースは絶対的に不足している。駅前を東西に走る国道50号バイパスは水戸と
前橋方面を結ぶ産業道路の性格が強く、道の駅は数少ない大型車やトレーラーの休憩場所にもなっているためだ。
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中: バイパスを挟む駅の北側には一面の水田が広がる。周辺は足尾が水源の思川と蔵の町・栃木を経て南下する巴波川(うずまがわ)に挟まれた
穀倉地帯。巴波川は家康の柩を久能山から日光輪王寺運ぶ際に川舟で栃木河岸まで荷物を運んだのが始まりで江戸との物流が盛んになった、
と伝わっている。平安時代末期には共に藤原秀郷の末裔である小山氏と足利氏(籐姓)が勢力を争った地だ。
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右: 車両区分は明確だが大型車用は明らかに不足しており、混雑する時間帯には車路の部分がトラックとトレーラーの縦列駐車になる。
撮影した時間は比較的空いていたが右側のグリーンベルト横には数台の大型車が見える。

左: 西端のトイレ棟を除いた駅舎の長さは約80mでかなり大きい。大きく突き出す形の軒下通路があるため雨の日も気軽に移動できる。
中: 国道側から駅舎の左端を撮影。突き当たりの左に機械室と加工施設がある。撮影場所の左側に大型車用の駐車スペースがある。
右: 駅舎は左からコミュニティ施設の「小山評定館」・食事処の「SAKURA」・物産と産直野菜の「小山物語間」、軽食と園芸コーナーに続く。

左: メイン駅舎から少し離れた別棟のトイレは清潔で管理も行き届いているが絶対数が不足している。当初の来店客数予測の甘さだろう。
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中&右: 駅舎の裏側には広い緑地が設けられている。左側部分は駐車場に転用するらしいが、トイレの裏側は子供の遊具コーナー。
大型車の駐車場増設が喫緊の課題なのに、管理者側には問題意識が乏しいようだ。画像右側の車はトイレ裏の従業員用駐車場。

左: 夕方の食品スーパーじゃあるまいし、休日の混雑時に6〜7台のレジがフル稼働しているのは正常じゃない。休憩施設や情報コーナーを
確保している駅なら何台のレジを動かすのも勝手だけど、本来の機能整備なんて放棄してるんだからね。
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中: 産直野菜はもちろん小山産。種類も量もそれなりに多くて価格も安い。小山市の住宅地からは数km、買物には気軽に来られる距離だ。
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右: 10坪ほどの室内園芸コーナーもあるが種類も点数も少なくて物足りない。セキチュー(10km)かスーパービバホーム(7km)までなら気楽に
足を延ばせるし、遥かに充実した花鉢を選ぶことができる。

左: パン工房「ランコントル」では種類の多い手作りパンを提供している。道の駅では結構多いコーナーで、個人的な好みを言えば伊那谷近くの
道の駅
南アルプスむら 長谷(サイト内リンク・別窓) の「パンや」(店名)が一番美味しかった。今では予約しないと買えないほどの人気らしい。
芝生のガーデンテーブルで犬たちと一緒に食べたミニクロワッサン(当時42円、今は52円?)とアップルパイ(値段忘れた)は最高だった。
「月とスッポン」て言ったら悪いけど、結局は道の駅の機能と売り上げを両立させる能力があるかどうかの差なんだよね。
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中: アイス工房「カウベル」のお薦めは健康志向の「はとむぎ味」。これは「とちおとめ」を使った「道の駅もてぎ」の「おとめミルク」の勝ち。
右: ここだけ見ると概ねスーパーのレジ付近、画像の後に4台のレジが並んでいる。右の壁際には惣菜や豆腐など加工品の冷蔵ケース。

左: 地元のテナントの「惣菜工房・美田の郷」。圧倒的な品質の差があれば兎も角、同じレベルなら、スーパーかコンビニの方が信頼できる。
中: 同じく地元テナントの豆腐工房・大地」。毎日食べる豆腐やガンモが200円以上では家計を預かる主婦の支持は得られない、と思う。
右: パン屋さんの横にベンチが置いてある狭い一画が、駅で唯一の休憩場所を兼ねた情報コーナー。大型の駅としては多分最悪だろう。

上: レストラン「SAKURA」は道の駅としては珍しく11時半〜夜9時半まで年中無休で営業している。価格が全般に高めだし入口の構えも一見して
一見して高級っぽい(要するに高そう)ので職業ドライバーは利用しないだろう。近隣住民が繰り返し食事に来るとも思えないので、夜間営業は
採算が取れないと思う。小山産の食材をメインにした「地産地消」がコンセプトらしいが、それは価格が高めの免罪符にはなり得ない。
店内は明るくて開放的、畳席も椅子席もかなり広いのは好感が持てる。メニューは
こちらで。