千葉県にある 29駅 の中で 15番目に開業した駅   花倶楽部 おおつの里

左側に目次の表示がない場合は こちら をクリックして「千葉県の道の駅 フレーム表示」 に切り替えて下さい。
掲載した画像などを転用する場合は事前に連絡し、出典を明記してください。リンクは御自由に、どうぞ 。
記載は全て訪問時点の情報です。特に時間や価格など、変更されている可能性に御注意ください。


〜画像をクリック → 拡大表示 〜  千葉県の道の駅へ      道の駅のトップへ   「旅と犬と史跡巡りと」のトップへ

【 道の駅を意図して増やした1990年代、花摘み農園も観光資源として組み入れたのだろう。】

鳥瞰図
1993年にスタートした道の駅制度は定着し始めた1990年代の後半から爆発的に増殖した。1996年から2005年までの10年間で実に600ヶ所の新駅が登録されている。2015年11月現在の公認登録数は1.079駅だから半分の期間に60%の新駅ができた計算になる。粗製濫造とまで酷評しないまでも、見境なしに実績を増やす傾向があったのは間違いない。まぁ多少条件を緩和しても良いだろう、と。
.
考えてみれば何でも世界遺産に登録して観光客を呼び込もうとしている現在も、歴史を繰り返しているんだろうな。歴史遺産でも自然遺産でも同じだけど、登録に値するかの判断よりも「登録されたら観光業が潤う」とか「経済効果を試算すると」とか...どのくらいの金が動くかが推薦の根拠になっている。日本人もずいぶん意地汚くなった、と思えるほどだ。あと20年も過ぎたら日本中が世界遺産になってるかも知れないね。
.
例えば「これが道の駅なら日本中の野菜直売所は全て道の駅になれる」と思わせるような駅は少なくないし、トイレは狭くて汚いし休憩室も備えていない道の駅も、10軒程度は簡単に実名を挙げられる。
.
こんなことを書いたのは別に「おおつの里」の値打ちが低いという意味ではなくて、花摘み農園あるいは花卉栽培農園としては超一流だと思うけど、それは道の駅としての条件を満たしているかとは別問題だと言う事。前を走る県道185号は地元民しか使わないし、訪れるのは花の鑑賞と花摘みを目的に来る客だけ。それでも道の駅としての要件を満たしているのなら、日本中の野菜直売所も全てが道の駅に登録されても不思議ではない。
.
2008年に訪問した時点では、温室は広いがそれほどの魅力はないし物販も貧相でトイレも汚かった。花の季節に立ち寄って繁忙期の様子を見たいとも思うが、10km圏内には他の駅もあるから特に不自由はないため取りあえず立ち寄る値打ちの乏しい駅のリストに入れる。駅前の県道185号は4km北で県道88号に接続するから「鄙の里」へ向う際に利用したくなるが、実際はかなりローカルな細道ですれ違いにも苦労するから、素直に富浦までUターンする方が間違いない。
.
    この駅ではFreeSpotの無線LANが使える。案内所の屋外でも接続可。SSIDは BOSO-HANA-11b/g

基本データ

南房総市富浦町大津320 0470-33-4616  休業:不定  県道犬掛館山線(185号)沿  日本橋から一般道で 96km

リンク先

近くの駅は

駐車場

大型9台+普通車16台、狭くて収容力は低い。園芸シーズンに客数が増えたらどうするのか、心配になる。

騒 音

>静かなのは確かだが、田舎なら当たり前。まぁここでP泊する酔狂な人も居ないだろうから...。

物 販

9時〜17時、広い温室の花卉とハーブ類が主、それ以外の品揃えはなく全体の魅力は乏しい。

食事処

9時〜17時、サンルームっぽくて雰囲気は悪くないが..メニューは陳腐で間に合わせ程度。別の食事場所を捜す方が良い。
メニュー例:天ぷらうどん&そば600円・びわカレーうどん&そば700円・びわカレー南蛮700円・他

軽 食

食事処を兼ねる。

休憩施設

食事処の周囲に、少々。

トイレ施設

駅舎裏の別棟。狭くて管理も良くない。もちろんウォシュレットの設備なし。団体客(特にオバサングループ)が来たらアウトか?

温浴施設

駅の敷地とその周囲には入浴できる施設は見当たらない。

犬の意見

あまり必要性は感じないけど、周辺の緑地が広いので気が向けば散歩程度はできる。

園芸ファンなら温室を巡るのは楽しい、かも知れない。駅から徒歩30分ほどで里見一族の支城・宮本城址に登れる。

P泊する時の
総合評価
 評価は ★★★   個人的には、立ち寄る必要はなかった、と思う。


     

        左: 国道127号から2km弱北に走ると道の駅標識の右側に大きな農家みたいな駅舎が見えてくる。ここまでは片道一車線の道路だが、
県道185号は1kmほど先で完全な一車線に変る(所々で二車線)から、特に大き目の車は直進せず富浦にUターンする方が良い。
.
        中: 駅舎の前は道路との仕切りがないフラットなメイン駐車場。大型の観光バスが10台弱並んで停められる奥行きが確保されている。
        右: 駅舎左のサブ駐車場。普通車10台ほどが停められ、右に24時間トイレがある。背景のビニールハウスも駅(花摘み農園)の施設。


     

        左: サブ駐車場脇の24時間トイレ。公式には男性用6+女性用11なので他にもあるらしいけど、汲み取り式だとしても驚かないレベル。
        中&右: 農園入口のガラス温室。この先に4,000坪のビニール温室があり、花や観葉やフルーツが栽培されている。本日は敬遠した。


     

        上: ビニール温室のアプローチ部分だけ撮影。夏の三ヶ月を除いてストレリチア・金魚草・ポピー・ストック・キンセンカなどが楽しめる。

     

        左: 売店では富浦町の加工施設から供給する品物(枇杷倶楽部などと共通)がメインで、農園で栽培した花や果物の宅配も受け付ける。
        中: 駅の食事処はメインの枇杷カレーなどが「枇杷倶楽部」と共通メニュー。花の季節以外の平日は閑散とし過ぎて落ち着けない。
        右: 道路と農園の間に広がる花壇と緑地。もっと広いと楽しいが、民間経営の農園としては余り広げられない非採算エリアだろう。