千葉県にある 29駅 の中で 6番目に開業した駅   ローズマリー公園 丸山町

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【 2012年11月に「シェイクスピア・カントリーパーク」は廃止、平凡な直売所に変貌した。】

鳥瞰図
道の駅は「ローズマリー公園」の一部で、更にローズマリー公園の中にあった「シェイクスピアカントリーパーク(有料・800円)」も同様に、その一部分だった。しかし...有料入場者の伸び悩みと累積する維持費に耐え切れなかったのだろう。平成九年(1997)4月にOPENした「シェイクスピアカントリーパーク(有料・800円)」は2011年11月、遂に14年間の歴史に幕を閉じた。運営は旧丸山町振興公社(三セク)を離れ公募した民間企業に委託となった。従って経営方針は大きく転換し、施設の手直しが進んでいる。市も町も運営方針には関与せず、民間に丸投げして税金を浪費した責任を回避する...役所の常套手段だね。
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現在はローズマリー公園の花畑部分と「シェイクスピア」の一部を潰して直売所「はなまる市場」(フードコートを含む)と駐車場を新設し、中世イギリスの町並みを再現した有料施設は廃止、一部を案内所と情報センターに使っている。裏手にあった既存の駅舎や公園内の大きな風車などは再利用するのか撤去するのか、その辺はまだ確認していない。市役所もできるだけ関与したくない発言に終始している。
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【とりあえず、現在の状態を南房総市総務課の公式サイトから転載した】
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道の駅ローズマリー公園は、旧丸山町振興公社(第三セクター)が管理運営を行っておりました。
開設当初は、入場者も多く経営は順調でしたが、入場者数は毎年減少を続け、売上の根幹を成す入場料収入はピーク時の86%減少しました。
市といたしましては、こうした状況を改善すべく、数年にわたり検討を続けてまいりました。 全国的にも経営状況の厳しい、いわゆるテーマパーク型の公園は、財政的にも大変維持管理が難しいことから、その結果として、これまでのコンセプトにとらわれることなく、地域活性化を基本とした新たな事業提案を全国公募いたしました。数社からの応募があり、他地域でも同様の実績がある、現在の企業に新たに経営を委ねることになりました。
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従って、施設運営のコンセプトは変わっております。事業の進め方は、まず商業施設を稼動させ、他の施設(シェイクスピア関連施設や公園)等は、今までどおりの利用を継続しては維持管理経費が嵩むため、一旦利用を休止あるいは見直して段階的に再活用を図っていくこととしております。
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こうした状況下ですので、シェイクスピア関連施設や花の公園は様変わりしておりますが、今後、多少時間はかかりますが徐々に再生してまいりますので、ご理解をお願いいたします。

     

        左: 公園の中心にあった教会風の物産館から伸びる道の右半分が整地され「はなまる市場」の駐車場に変貌した。県道からの見通しは
良くなったが芝生や花畑は維持するのか変っていくのかは判らない。それにしても「官」は羨ましいなぁ、民間会社なら何億も掛けたプロジェクトが失敗したら責任者は詰め腹切らされるか左遷が普通だけど第三セクターにしておけば責任を曖昧にしたまま済ませちゃうもの。
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        中: イングランド中部のストラットフォードにあるシェイクスピアの生家を模した建物「バースプレイス」は公園の案内施設になった。
もちろん内部の見学は無料だが従来の内装を生かしているのかは判らない。係員は中世イギリスの民俗衣装で常駐している(冗談)。
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        右: こちらが産直野菜や物産を扱う「はなまる市場」、農産物と土産物とフードコーナーが入っている。15km以内に四つの駅が林立して
いる上に至近の駅はいずれも国道沿い、海産物は「千倉」が圧倒的に強いし農産物は「三芳村 鄙の里」が強い、更に新駅の「和田浦 WAO!」までわずか6km。幹線道路に面していない「ローズマリー」が競争力を発揮できるか、それだけのパイがあるのかは疑問だ。
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14年前に「シェークスピア」を採用したのは近隣の駅から差別化する事で広い集客範囲を狙った結果だと思う。失敗の理由は方向性を「シェークスピア」に特化し過ぎて、例えば物産館や食事処などの付帯機能を活性化する配慮が足りなかった事、そして入場料を「広告費」と割り切って200円程度までディスカウントする決断力の不足、個人的にはその二点だと思う。
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【下記は道の駅紹介としてこのサイトに掲載していた過去の案内。】
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2006年3月に周辺の7町村(富浦町・富山町・丸山町・和田町・千倉町・白浜町・三芳村)が合併して南房総市となった。その結果、なんと同じ市内に8ヶ所の道の駅が散在するという、多分日本で最も駅の密度が高いエリアになっている。
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ホテルや川沿いの公園に隣接した、全体ではかなり広大な施設。メインとなる「シェイクスピア・カントリーパーク」は入場料800円、ハーブガーデンやイギリス郊外の風景を模した趣味性の強いコンセプトで、旧丸山町の三セク・丸山町振興公社が運営している。
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ホテル ローズマリーしおさい は昔の習志野市営の国民宿舎「しおさい」。平砂浦ビーチホテルを経営する会社が改装してリゾートホテルにしたもの。北側の丸山川河口近くにあるリバーサイドプラザはギリシャ風の石柱やハーブ園が独特の雰囲気を醸し出す親水公園で、道の駅など全てを含めると南北500mの範囲に広がっている。しかし民営のホテルは兎も角として公営施設の赤字は深刻だろうなぁ...。
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道の駅の駐車場は半分芝生で使いやすくP泊スポットとしても快適だし、客数の多い時間帯以外なら喫茶コーナーを休憩室として利用できる。隣接してイチゴ摘み農園もあるし、この駅は先を急がずに一日を過ごす、そんな楽しみ方をしたい場所だ。カントリーパーク(の一部)の入場料800円は確かに高めだが良く手入れされた中庭の美しさやシェイクスピアが生きた16世紀の雰囲気が手軽に味わえると思えば許容範囲、なのかも知れない。
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ローズマリー公園の片隅には狂言和泉流宗家記念館がある。これは和泉流が能狂言とシェイクスピア劇を融合させる企画をしたのが発端で建てられたものらしい。訪問したのは元彌氏のスキャンダルの最中で、その影響のためか閉鎖されていた。
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この駅では FreeSpot の無線LANが使える。案内所の外でも接続可。SSIDは BOSO-ROSEMARY-11b/g と BOSO-ROSEMARY2-11b/g

基本データ

南房総市白子1501 0470-46-2882  休業:無休、臨休あり  国道410号から県道297号へ  日本橋から一般道で 103km

リンク先

近くの駅は

駐車場

公称は大型車8台+普通車70台、改装に伴って公園の一部を駐車場に変更し30台程度は増えたと思うが詳細は未確認。

騒 音

駐車場が道路から遠いため実に静かで騒音の心配は不要。快適なP泊スポットだ。「はなまる市場」の駐車場でもP泊できる。

物 販

9〜17時、元の場所からシェークスピアガーデンに新設した「はなまる市場」に移転した。中身は未確認だが直売所がメイン。北1.5kmの内房線南三原駅そばにセブンイレブン、約3km西の国道128号沿いに食品スーパーおどや(22時まで・酒あり)。

食事処

物産館の「はなまる市場」に移転した。メニューはこちら、テラス席もあるが詳細レポートは改めて。

軽 食

食事処が軽食コーナーを兼ねる。シェークスピア・ガーデンで扱っていたビールやトラウトは当然ながら無くなった。

休憩施設

混雑しているとき以外は食事処が休憩施設として利用できる。情報コーナーは狭くて機能面では物足りない。

トイレ施設

横の道路脇に別棟のトイレ。施設も管理も普通で特に問題はない。障害者用も含めウォシュレットの設備なし。

温浴施設

駅の敷地とその周囲には入浴できる施設は見当たらない。

犬の意見

メイン道路から引っ込んでおり周辺は農地で通過車両も少なく、のんびり散歩できる。

近隣の見所

公園施設をゆっくり歩き回って遊ぶとほぼ半日が必要。ここでは先を急がずに、のんびりと時の流れを楽しむ方が良い。

P泊する時の
総合評価
 評価は ★★★★★★   リバーサイド・プラザの県道沿いにもP泊向きのトイレ付き駐車場があるが、サーファー専用に近い。


【下記は全て2010年に訪問した際の画像とコメント。管理を民間に移管した現状とは異なります。】

     

        左: シェイクスピア・カントリー側から駅のメイン施設「ときめきプラザ」を撮影。野菜直売所の間を通ってメイン駅舎の売店兼食事処へと続く。
        中: メイン駐車場から見た「ときめきプラザ」。オレンジ色の陶器瓦と白い壁の建物はシェイクスピア・カントリーと共通のイメージだ。
        右: 「ときめきプラザ」の中心施設「丸山町交流・体験センター」。野菜類を除く土産物類を扱っており、軽い食事と案内機能を担当している。


     

        上: 落ち着いた雰囲気の交流・体験センターは普通の土産物と飲食だけで特色は乏しい。オリジナル商品は公園内の売店がお薦め。


     

        上: 交流センターの奥、駐車場側が休憩を兼ねた軽食&食事処。駐車場でも公衆無線LANを使える(11年3月まで暫定休止中)。


     

        左: 駅のルーター機能が生きていれば駐車場でもネット接続可。トイレが県道から離れた駐車場にあるため夜は車の出入りが少ない。
        中: ときめきプラザとシェイクスピアカントリーパーク横のトイレ棟もイギリスの田舎風に造ってある。この周囲にも20台ほど駐車できる。
        右: 和泉流宗家記念館。先代の元秀氏がシェイクスピア劇を能に取り入れたのが縁で建設され、春と秋に元彌氏らの公演が行われる。


     

        左:道の駅「ときめきプラザ」からローズマリー公園への入口ゲート。各棟の内部とフォーマルガーデンが有料、他は無料で散策できる。
        中:ウィンドミル(動力用の風車)へ続く遊歩道。特にペット禁止の表示はないが、アヒルや山羊など小動物がいるため避ける方が無難だ。
        右:イギリスの村落を再現した「ビレッジグリーン」。アヒルの池やイベントにも使われる広場を中心に風車や集会場の建物が配置してある。


     

        左: 右側の茶色の建物は英国中部ストラットフォードのシェイクスピア生家を模した「バースプレイス」。内部は生誕当時の姿を再現する。
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        中: 16世紀の民家を再現した「パーマーズファーム」。古い内装を生かしたティールームがあり、趣味性の高い英国風小物の売店がある。
ハーブや宿根草が良く手入れされた中庭のイングリッシュ・ガーデンも見応えがある。
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        右: ローズマリーガーデン入口横のウッドデッキ。すぐ脇にあるゲートを兼ねたショップで扱うソフトクリームや飲物をここで楽しむのも良い。


     

        左&中: タイル敷きのメイン通路を囲む花壇が幾何学模様を描き、季節の花が楽しめるローズマリーガーデン。千葉では珍しい西洋庭園だ。
        右: ガーデン中央に建つ教会風のローズマリーホール。季節の花やハーブ、園芸用グッズやお洒落な小物などをメインに扱っている。