福島県にある33駅 の中で 13番目 に開業した駅   尾瀬街道みしま宿   

左側に目次の表示がない場合は こちら をクリックして 福島県の道の駅・フレーム表示 に切り替えて下さい。
掲載した画像などを転用する場合は事前に連絡し、出典を明記してください。リンクは御自由に、どうぞ 。
記載は全て訪問時点の情報です。特に時間や価格など、変更されている可能性に御注意ください。


〜画像をクリック → 拡大表示 〜  福島県の道の駅へ       道の駅のトップへ   「旅と犬と史跡巡りと」のトップへ

【 尾瀬に向かう沼田街道沿い。静かで快適、只見川沿いの温泉群が素晴らしい!】

鳥瞰図
明治時代初期まで頻繁に使われた幹線道路・沼田街道(群馬県側では会津街道)の宿場の一つが三島宿。
会津からは米や酒が、上野(群馬)からは塩や油や日用雑貨がこの街道を往来し、尾瀬沼の東側を経由して南北へ運ばれていた。沼山峠を越え尾瀬を通って三平峠に下る、今では登山とハイキング専用の小道である。
.
この道は現在の昭和村で国道401号に入り、檜枝岐・尾瀬を経て沼田城主の真田信幸(旧名信幸、信繁(幸村)の兄)が設けた尾瀬戸倉の関所を通り、片品村に下って沼田城下に至るルートである。
.
国道252号は新潟との県境手前の田子倉ダム湖部分で冬季通行止めになる。289号も400号も下郷周辺を筆頭に各所で通行止めになるし、積雪期には適当な所で引き返すほうが間違いない。
.
新緑と紅葉は素晴らしいが冬は福島有数の豪雪地帯、通行には万全の準備が必要だし、このルートに比べたら国道49号(新津を結ぶ若松街道)や磐越道は天国と地獄ほどの差がある。
.
2006年の開設だけあって駅の設備は全体に良く整っている。休憩施設や情報コーナーなどはやや手狭で不足気味だが、二階には桐箪笥など会津木工品の展示コーナーがあり、その先が展望室になっている。深い青色で柳津町方向へ流れ下る只見川の眺望が素晴らしい。

基本データ

大沼郡三島町大字川井字天屋原610  0241-48-5677  休業:月曜と1/1〜1/3  国道252号沿  日本橋から一般道で 272km

リンク先
近くの駅は
駐車場

大型4台+普通車34台、春から秋の休日は観光バス(これは田子倉湖から六十里越え方面へ行く車か? 豊富な温泉目当ての観光客だろうか?)の立ち寄りも多く、予想外の満車も珍しくない。

騒音・他

昼間混むことはあるが、夜間の交通量はゼロに近い。P泊には敷地左奥がベスト(先端の傾斜に要注意)。会津宮下駅周辺にもスーパーなどは見当たらなかった。この駅でP泊する場合は真面目に事前準備しないとヤバイかも。

物産館

8〜19時(冬は18時)、桐下駄・桐箪笥・民芸品などの展示は面白い。伝統工芸品・山菜・きのこなどが主力商品だ。

食事処

10〜17時、木質系の内装で薪ストーブも置いてあり雰囲気は悪くない。地粉の蕎麦と会津地鶏と山菜などの天ぷらが売り。
   代表的なメニュー画像を参考に。他にざるそば、うどん550円・かき揚げそば650円・天ぷらざるそば730円(お薦め品!)・
  かき揚げ丼650円・地鶏親子丼800円(前は680円だった)・会津地鶏チキンカツ定食、他。食事に関しては、賞賛する。

軽 食

食事処が軽食を兼ねる。その他には自販機のみで、観光シーズンのピークにも屋台などは出ないらしい。

休憩施設

駅舎には狭い情報コーナーがあるだけ。温かい季節なら右奥二階のオープンテラス風スペースに木のテーブルが置いてある。

トイレ施設

駐車場左隅に別棟の立派な建物が24時間トイレ。施設も管理も悪くないしウォシュレットも当然のように完備している。

入浴施設

3km西で只見線ガードを抜けた少し先(ルート地図)の右奥に町営の 桐の里倶楽部、11〜20時・無休、展望の良い内湯のみ・
  食堂・別料金の休憩室付き、420円。只見川対岸の町営宿泊施設 ふるさと荘もほぼ同じ条件で掛け流しの湯を楽しめる。
.
国道を「ふるさと荘」方向へ右折せず更に7km只見川沿いに遡る(ルート地図)と人気の 早戸温泉つるの湯に至る。9〜21時・
  無休、只見川一望の露天風呂を備えた完全掛け流しの名湯。通常500円(65才以上300円)だが、18時以降は300円。
  ただし何ヶ月も前に予約しないと泊まれないほど人気のある湯治宿なので、それなりの混雑は覚悟すること。
.
「会津柳津」にも記載した町営の西山温泉せいざん荘までは約8km(ルート地図)、9時〜21時・300円・露天付き。この温泉を
  楽しんでから尾瀬街道みしま宿に戻ってP泊する手もある。

犬の意見

国道は歩道が設置しておらず近くには空き地もない。駅舎周囲の敷地が結構広いため軽い散歩程度は問題なし。

近隣の見所

町内には早戸温泉郷と宮下温泉郷、どちらも泉質は素晴らしいが...周辺には特に目を惹く観光スポットは見当たらない。
  初夏から11月の間なら約50km西の田子倉湖を通り六十里越え(wiki)を経由して「いりひろせ」まで、尾瀬街道みしま宿から
  約140kmのドライブも面白い。

P泊する時の
総合評価
 ★★★★★★★★★★   EV車充電・可、Wi-Fi接続・可、 福島県で EV充電できる道の駅」を参考に。


     

        左: 只見川に沿って越後に向かう国道252号沿いに建つ。尾瀬を越えて沼田街道に続いていた交易ルートだ。
        中: 三島町は人口2000人に満たないが豊かな自然と温泉に恵まれ桐箪笥などの木工技術も伝承している。
        右: 敷地の右側は本来は芝生広場だが初雪が降った直後で泥の湿地と化している。豪雪地帯だからね。


     

        左: 駅舎の裏手右側は斜面が只見川へと落ち込んでいる。冬に備えて薪ストーブの燃料が積まれ始めた。
        中: 駅舎右隅には展望台を兼ねた休憩場所が設けてある。暖かい季節なら只見川を眺めて一服するのも楽しい。
        右: 会津周辺では比較的新しい2006年8月の開駅。別棟の24時間トイレは設備も管理も行き届いている。


     

        左: 裏手には対岸の国道400号(西方街道)を結ぶ歳時記橋。背後の冠雪は西会津の黒男山(980m)か。
        中: 豊かな水量の只見川は柳津方向へ。この少し先のJR只見川第一鉄橋は「鉄ちゃん」人気の撮影スポットだ。
        右: 大きなガラス壁を設けた駅舎は宿場の機能を象徴している。旧宿場町は約3km西の会津宮下駅付近。


     

        上: 手作り装飾品や主要産業の木工品などを展示する物産コーナー。過疎に悩む地域のPRも担っている。


     

        左: 土産物売場はコンビニの雰囲気。宮下駅近くに食品店があるだけだから、地域の生活も支える役目も担う。
        中: 会津の桐下駄コーナー。今では実用品ではなく土産物としての需要がメインになっているのだろうな。
        右: 中二階から木工品のコーナーを。見て回るのは結構楽しいけど、特に購入する気にはならないのが残念。


     

        左&中: 中二階の桐箪笥展示コーナー。娘が生まれたら桐の苗を植え、嫁入りの頃は箪笥が作れる、そんな昔話も。
        右: 嫁入りの時に三竿の桐箪笥なんて今では夢物語だろうな。そもそも置けるスペースがないものね。


     

        左: 素朴な木質系の食事処は落ち着ける。地粉の蕎麦と会津地鶏と山菜の天ぷらなどの組合せが売り物だ。
        中: 食堂の隅には薪ストーブも。全体に雰囲気は良いのだが、メニューの価格は少し高すぎるような気がする。
        右: 画像のかき揚げ丼600円は高い。妻が注文した地鶏親子丼680円はお薦めだったが、現在は値上げして750円。