福島県 33駅 の中で 8番目 に開業した駅   そうま  

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記載は全て訪問時点の情報です。特に時間や価格など、変更されている可能性に御注意ください。


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【 本来の機能より物販に比重を置く駅。繁盛しているが、何となく魅力が乏しい。】

鳥瞰図
福島県の海岸寄りを北上してきた国道6号は「道の駅そうま」から16kmで宮城県に入る。東北道が通っている内陸部に入れば「村田」に寄れるが、海岸に沿って国道6号を北上する場合は宮城県中央部の「おおさと」まで約80kmの間には道の駅は存在しない。一週間以上の東北周遊旅行ならば、私なら相馬から国道115号(中村街道)で福島市へ抜け、国道4号で伊達〜多賀城〜三陸海岸へと北上するルートを選ぶ。
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帰路は国道13号経由で東北の中央部分を戻るか、あるいは思い切って日本海側に出て国道7号(羽州街道)で甲信越(順序通りに書くと越信甲だね)を選ぶか...日程の制約がなければ迷うところだ。こんな事を書いていると「夢は枯野を駆け巡る」状態になってしまう。
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この辺でのP泊なら「ならは」がベストだったのに、原発事故の後遺症でまだ暫くは利用できる目処が立たない。「そうま」よりは「南相馬」の方が快適なのだがスケジュール次第ではこの駅も悪くはない。ちなみに相馬市の中心部は約4km北で、始祖である千葉常胤の次男・相馬師常を祀った相馬神社が近い。駅敷地のすぐ隣にセブンイレブン、200m南にはファミマがあるが他に店舗は見当たらない。
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相馬市の人口は約38,000で南相馬市は71,000だから自治体の規模も違う。周辺店舗などの便利性や緑地公園の有無など、環境は南相馬の方が良い。
2018年秋現在、EV充電とWi-Fiの受信設備は導入なしだが、Wi-Fiは隣接するセブンイレブンで、南側のファミマは充電も可能。

基本データ

相馬市日下石字金谷74-10  0244-37-3938  休業:年中無休  国道6号沿  日本橋から一般道で 228km

リンク先
近くの駅は

南相馬:15km  いいたて村:31km  伊達の郷:38km  川俣:48km  ふくしま東和:56km  安達:58km  ならは:61km

駐車場

大型22台+普通車45台、イベントが開かれると少し不足するかなと思う程度。普通の休日レベルなら収容力は充分にある。

騒 音

駐車場の中央が大型車で夜間のアイドリングがやや気になる。出入り口が駐車場両側にあり、P泊場所の選定が少し微妙。

物産館

9〜19時、品数が多く海産物が豊富で活気はある。地元のテナントが数軒入っており鮮魚も少し扱っている。価格はまぁまぁ。

食事処

8〜18時(注文は17時40分まで)・少し狭い32席、食事処と表現するよりイメージは概ね軽食コーナのレベル。
  選択肢も貧相で( (メニュー表画像)を参照)で味も平凡、安いだけが取り柄と言える。

軽 食

7〜20時、テーブルセットもあり自販機も備えている。アイスなどの他に鯛焼き・たこ焼き・揚げ餅・フライドポテトなども扱っている。
ただし、鯛焼きなど焼き物類の提供は9時半から(休日は9時から)。

休憩施設

駅舎中央の多目的ホールの利用は9〜21時、スペースが広く持込みの食事程度は可能。なかなか落ち着けるスペースだ。

トイレ施設

駅舎の右側、休憩室に隣接している。施設がまだ新しく、管理も行き届いている。障害者兼用トイレのみウォシュレット付き。

入浴施設

福島県の浜通りは温泉湧出が少なく価格も全般に高め。中通りや会津方面は温泉天国なのに...。
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7km東(ルート地図)の海岸寄りに 蒲庭温泉・蒲庭館で立ち寄り入浴できるが、残念ながら日曜の10〜19時のみ。
  内湯だけでシャンプー類完備、600円。海抜35mの高台で3.11の津波被害を受けなかった。
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8km北(ルート地図)の海沿いに ホテル飛天、10〜17時・第1と第3月曜休、露天・サウナ・ジャクジー・休憩所完備、700円。

犬の意見

構内に緑地が多いため軽い散歩は敷地の中で間に合う。もっと歩きたければ横を流れる川に沿って細い道が延びている。

近隣の見所

何と言っても7/23から3日間行われる 相馬野馬追い(国の重要無形文化財)が圧巻。ただし、メイン会場は相馬市ではなく、
  道の駅・南相馬の西約4kmの「祭場地」。初日に出陣式が行われる三ヶ所の一つが駅から4km北、相馬市中心部の中村城址
  にある相馬中村神社。時間が許せば寄ってみよう。地図はこちら
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  伊勢神宮の荘園・相馬御厨(現在の千葉県北西部・茨城県南西部)を相続した千葉常胤の次男師常将門の子孫を自称)が
  相馬を名乗ったのが最初。師常から6代後の重胤の時に移封されて現在の相馬に土着し、野生の馬を仮想敵として軍事訓練
  を行なったという将門伝説を神事として継承した、と伝わる。
  現在は神事形式を借りた人気の高い観光イベントで、見物には色々と制約があるため少し面倒くさい。
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道の駅から37km北(ルート地図)の宮城県亘理町は奥州藤原氏の祖である藤原(亘理)経清の所領で郡衙(郡庁舎)だった。
  むろん経清の痕跡はないが、発掘調査記録の 亘理町三十三間堂遺跡(宮城県文化財保護課)を参照されたし。

P泊する時の
総合評価
 ★★★★★★★★★★   EV車充電・可、Wi-Fi接続・可、 福島県で EV充電できる道の駅」を参考に。


     

        左: 国道6号に面した駅の出入り口(敷地の南北両側)に信号が設置されている。出入りが比較的スムースなので大型車も利用しやすい構造だ。
        中: 体験実習館の前から駅舎を撮影。駅舎の周囲には数ヶ所の緑地が設けられているがは樹木は少ないため日差しの強い季節は利用しにくい。
        右: 中央に設けた駐車場を囲んで「くの字」に駅舎が並ぶ。右側が情報コーナーと休憩施設、左側が物販と軽食・スナックコーナーとなる。


     

        左: 駅舎全体のレイアウト図。左側の実習館には係員も常駐しているが、殆どの旅人はここには立ち寄っていないようだ。
        中: 駅舎の中央のスペースから休憩室を見る。通路の上には屋根があり左側には自販機も置いてあるがテーブル類はない。
        右: 入口寄りには「リフレッシュスポット」が設けられている。簡単な健康相談や献血も時々行われているらしい。


     

        左: 休憩室のスペースは広く、数台の木製テーブルが置かれている。休日には左奥のカウンターで係員が観光案内などに対応する。
        中: 前回訪問時(08年夏)にはここにネット端末が置かれていたが10年1月には撤去されていた。原因は利用者のマナーらしい。
        右: 左側、物販コーナーのスナップ。スペースはそれなりに広く、海産物を豊富に扱っている。野菜売り場は狭くて種類も少ない。


     

        左: ふと感じた事。ここは駅側で商品を取捨選択せず、数軒のテナントを入れて売り場を構成しているらしい。相馬あられは駅前の
          「元祖相馬あられ本舗」だし、海道物産は松川浦の青海苔屋だし、中澤水産は漁港の加工問屋じゃないか。
 
        中: という訳で...こちらは海道物産、右側は中澤水産の出張店舗だと思われる。確かにそれなりの活気はある、けれど。
        右: 丸投げしてたらダメだ。道の駅側が主体になってコンセプトを決め、それに沿った商品構成しないと結局飽きられるよ、と思う。


     

        左: こちらは食事処の画像3枚。雰囲気もメニューも食事処ではなくて軽食コーナーに近い。安いのは良いけどこりゃ安直過ぎる。
        中: 食事を楽しむ雰囲気など全く感じられない。「南相馬」も軽食コーナーに近いけど、ここよりマシだ。もっと周辺を勉強しなきゃダメ。
        右: 例えばどんなテーブルを選ぶかで食事処にもなるし軽食コーナーにもなる。道の駅を運営するならその程度の勉強は必要だよ。


     

        左: 食事処の右側は「本物」の軽食コーナー。カウンターの前に木製のガーデンテーブルが2台と自販機数台が置かれている。
        中: ひょっとすると木のテーブルが好みなのかな(笑)。背の高いスツールとテーブルを組み合わせる発想なんて、ないのだろうか。
        右: 駐車場のトイレ寄りから実習館の方向を撮影。進入と退出が比較的容易なためか、大型トラックの台数は南相馬より多い。


     

        左: 最初に訪問した夏の休日には子供を馬に乗せて緑地を一周するイベントを開催していた。さすがに野馬追いの本場だね。
        中: 実習館にはビデオ放映の設備もあり、休日には野馬追いの記録や木馬の乗馬体験、地元の神楽上演などを開催している。
        右: 別室には多目的ホール・調理実習室などを備えており、市の観光物産課が常駐管理している。こりゃ活性化が大変だ。