新潟県 39駅 の中で 24番目 に開業した駅   R290栃尾  

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【 静かで広い芝生に囲まれた道の駅。すぐ近くに立ち寄り温泉もできたから、P泊も快適になった!】

鳥瞰図
最も近いJR信越本線の北長岡駅まで約16km、三条市に含まれる「漢学の里しただ」と並んで鉄道の駅から最も離れた新潟県の道の駅の一つ。旧・栃尾市は20km北西で信濃川に合流する刈谷田川沿いの盆地を中心に開けた県下でも有数の豪雪地帯で、平成18年(2006年)と合併し現在は長岡市に含まれる。
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地理的には国道290号を南下した道の駅「いりひろせ」の方が更に山沿いで六十里越えの峠にも近いのだが、こちら方は会津と魚沼市を結ぶJR只見線と国道252号が通っており、栃尾よりも幾分開けたイメージがある。
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周辺には特に観光スポットも見当たらず、駅から約2km離れた栃尾市街地に近い栃尾城址(鶴城山、典型的な山城・地図)は当時14歳だった景虎(後の上杉謙信)初陣の地として知られている程度か。ただし詳細を調べると心惹かれる伝承もあるし、周辺の自然環境は文句なしの素晴らしさだ。
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駐車場が開放的過ぎて落ち着ける場所がないのが難点で、P泊快適マークを付けるかどうか悩むところだが、広い芝生に囲まれている事と、1km南に待望の立ち寄り温泉がオープンした事がプラスの要素として挙げられる。以前は「漢学の里しただ」の先にある いい湯らていまで20kmも走る必要があったから、ね。
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次に訪問した際には、この駅でP泊するメリットをもう一度考えてみたい、と思う。

基本データ

長岡市栃尾宮沢1764  0258-51-1195  休業:水曜と12/31〜1/1  国道290号沿  日本橋から一般道で 276km

リンク先
近くの駅は
駐車場

公称は大型車5台+普通車98台、フラットな吹き抜けで広いがやや殺風景。もっと停められそうな雰囲気があり混雑とは無縁。

騒 音

駅の営業終了後は静寂に包まれる。P泊は交流センター「おりなす」と駅舎の間に駐車すると比較的落ち着ける。

物産館

物産館は10〜18時、農産加工品がメインで特に目を惹く品は少ない。野菜直売所は10〜17時・水曜日と休日だけの営業で
  12/末〜4月中旬まで休み。品物は豊富で価格も安い。山菜の時期には店頭に並ぶ特設売場が狙い目だ。周辺に店舗がない
  ため、P泊の場合は直進2km弱の町中心部(道が狭いから要注意)にある食品スーパー原信(7〜24時)を利用すると良い。

食事処

10〜18時、広くて大きな窓が明るい雰囲気。価格は安いがメニューはごく平凡だ。銘酒「越乃景虎」が呑めるのは良いね。
  醸造元の 諸橋酒蔵まで6.5km(ルート地図)、その近くにはマニア向きの 荷頃鉱泉(沸かし湯・450円・事前連絡要)もある。
  メニュー例:麺類はかけ500円〜肉そばorうどん700円・ラーメン600円〜・油揚(あぶらげ)定食700円・カツカレー900円・他

軽 食

食事処が軽食を兼ね、外向きのカウンターもある。名物の 油揚 (焼きたて厚揚げに近い。トッピング各種で、250〜300円)を
  メインに扱っている。特に美味でもない、と思うが...一応は名物という事で。

休憩施設

設備の整った広い休憩室は10〜18時、情報提供の機能も充分で持込の食事程度はできそうだ。隣の栃尾産業交流センター(おりなす)1階ホールと2階ラウンジでも休憩可。9〜22時(夜間の利用がない場合は17時まで)・月曜と12/29〜1/3休館。

トイレ施設

駅舎左隅の24時間トイレは施設も管理も問題ないが、障害者兼用を含めウォシュレットの設備なし。寒い地域なのにねぇ...

入浴施設

駅から1km南の国道沿いに市営の立ち寄り温泉 おいらこの湯がオープンした。木曜と12/28〜1/4休、金土は12〜20時・他は
  19時まで、露天や食堂はないが休憩室は持込み自由、内湯からの展望も悪くない。400円・65歳以上250円、家族風呂500円。
  広い駐車場に無料足湯あり。「おいらこ」は「自分の」を意味する方言、循環殺菌で源泉温度は53.9℃。

犬の意見

駅の敷地とその周辺には広い芝生と緑地帯があり、犬を遊ばせるには最適。周辺には散歩に向いている脇道も多い。

近隣の見所

1km南の信号を左折し刈谷田川沿いに3km進むと「ふるさと交流広場」、冬はファミリースキー場となる。冬以外は空いているし
  ゲレンデも緩やかなので家族連れ(犬連れ)にもピッタリ!
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静御前の墓所・佐藤継信&忠信と那須与一などに関する史蹟は こちら(サイト内リンク・別窓)を参照。伝・与一館跡と伝わる
  「古戸ヶ池」の跡は立ち寄り温泉のすぐ筋向いにある。

P泊する時の
総合評価
 ★★★★★★★★★★   EV車充電・不可、Wi-Fi接続・可、 新潟県で EV充電できる道の駅」を参考に。


     

        左: 商店街などのある栃尾の中心から刈谷田川に沿って南へ1.5km、比較的市街地に近い立地だが周辺は豊かな自然が広がる環境だ。
        中: 駅前の駐車場はフラットで収容能力は近隣を含めると150台以上あり、大きなイベントが開かれても駐車に苦労する事はなさそうだ。
        右: メイン棟の左隅がトイレ、中央が物販と休憩施設、右隅に食事処。駅舎の左側には別棟の野菜売り場、右には産業交流センターがある。


     

        上: 駅舎と取り付け道路を囲む芝生広場は冬枯れから概ね回復し、右手を流れる刈谷田川の岸にある公園まで緑のカーペットが広がっている。


     

        左: 駅舎に向かって左側には別棟の産直農産コーナーがある。野菜類は結構豊富で、価格も安めに設定されているのが嬉しい。
        中: 身障者用の駐車場は屋根なしだが広いスペースが確保してある。メイン駅舎左隅のトイレもかなり余裕のあるレイアウトだ。
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        右: 最近の関東周辺でオープンする大型の道の駅は販売一辺倒で食品スーパーみたいな陳列棚が多いが、ここは広いスペースを上手に使って
落ち着いた配置に気を配っている。個人的には好みのタイプだ。道の駅は売り上げだけが全てじゃないからね。


     

        左&中: 売店の品物はほとんどが地場産品と加工品で好感が持てるし購買意欲を刺激する。特に味噌や醤油など大豆の加工品は地元の主婦が
「近代化クラブ」で手作りしているらしい。栃尾の棚田で栽培した酒米「越淡麗」を使った「越の鶴 壱醸」も扱っている。
ちょっと高いけど、栃尾以外ではなかなか手に入らない。伝承工芸の「てまり」もある。これは連休中に開かれる てまりまつりを参考に。
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        右: 駅舎の右隅が食事処で、その手前が軽食のコーナー。正面の厨房では軽食と食事処の両方を担当する。昼の時間帯以外は開店休業に近い。


     

        左: これが栃尾特産の名物「ジャンボあぶらげ」。長さが20cmもあり、形も味も生揚げと呼ぶ方が近い。生ネギと花鰹をかけて切り分けてくれる。
トッピングは店によって色々あり、アツアツをほおばるのが地元スタイル。確か250円と300円だったと記憶している。
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        中&右: 調理カウンターの奥に食事処が続いている。地元で営業している飲食店との兼ね合いがあるのか、メニューなどはサイトでも余りオープンに
していないが、確か油揚げ定食が600円前後だった。メニューが油揚げだけではないのは無論のこと。


     

        左: 今回の訪問はGWの少し前、伊豆ではもう遅い山菜も栃尾では少し早い。それでも店頭にはワラビ・タラの芽・キノメ(アケビの新芽)が満載だ。
        中: 2kmほど南の山裾に残る静御前の墓所。平泉に向かう六十里越の峠(現在の国道252号ルート)を前にして病没し、ここに葬られたと伝わる。
この可能性を皆無とは断言できないが、埼玉県栗橋から茨城県古河市一帯に残る静の伝承が多くの物証を伴っており、かなり信憑性が高い。
詳細は「鎌倉時代を歩く」の 栗橋 静御前の旧跡(サイト内リンク・別窓)を参照されたし。
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        右: 明治時代に墓の荒廃を嘆いた地元の娘が努力して墓を再建した後に病没、村人はその娘の死を悼んで建てた宝篋印塔が左側、だそうな。