神奈川県4駅 の中で 3番目に開業した駅 清川 東京から一番近い村

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【 森林組合の事務所を再利用した道の駅、目の前は清川村役場。】

鳥瞰図
地図上では神奈川県の概ね中心部に位置するのが厚木市で、その西側が神奈川県では「唯一の村」、愛甲郡清川村となる。元々の厚木市西部〜愛甲郡一帯は大部分が深林だった事から「森庄」(森荘)と呼ばれた荘園で、所有者は奈良春日大社(当時は神仏習合思想により、藤原氏の氏寺・興福寺と一体)。
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源頼朝の行政官として中世史に名を残した大江廣元が恩賞として森庄の管理権を与えられ、四男の季光が相続して「森」が転じた姓・毛利を名乗った。季光を含む兄弟の大部分は政争の中で死に絶えたが季光の子孫の一部が生き抜き、後に中国の大名として有名を馳せた毛利元就の先祖になった、と伝わっている。
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昭和31年(1956年)に北部・中津川上流域の宮ケ瀬村と南部の煤ケ谷(すすがや)村が合併して現在に至ったのが清川村で、町役場は道の駅筋向いの高台に位置している。旧・宮ケ瀬村の大部分は平成12年(2000年)に完成した宮ケ瀬ダムの湖底に沈んでおり、湖の周辺は自然の豊かな観光地として脚光を浴びつつある。林業を柱としていた「森の庄」の一部としては、一つの転換期を迎えている、と言って良いだろう。
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我が家の南熱海から妻の実家・佐野(今は血縁もなく土地も処分した)を訪れていた頃、一般道なら小田原→ 厚木→ 川越→ 館林→ 佐野のコース、高速利用なら小田原厚木道路→ 圏央道→ 東北道→ 佐野ICのコースを辿った。ごく稀に宮ヶ瀬湖経由で津久井湖から高尾に下り圏央道のコースで、山越えの道をのんびりと走った事もある。車も少なくて結構楽しいドライブルートだよ。

基本データ

愛甲郡清川村煤ヶ谷2129  電話:046-288-2700  休業:1/1〜1/3  県道64号沿  日本橋から一般道で 61km

リンク先
近くの駅は

足柄:32km  八王子滝山(東):35km  どうし(山):41km  山北:41km  ふじおやま(山):51km  箱根峠:57km  つる(山):60km

駐車場

公称は大型車2台+普通車77台、駅舎に向って右側とは別に反対側に広い駐車場あり。万が一混雑したら市役所も利用できる。

騒 音

休日の昼間は観光客の車が多いが夜間は静寂。すぐ向い側に駐在所があるので保安状態も良い。

物産館

10時前後〜18時、野菜類は結構安いが種類は少ない。二階でも焼き物や手芸・木工品を扱っているが魅力は乏しい。

食事処

8〜18時、駅舎で扱うのはパックの赤飯や惣菜程度。案内には「休日にはキッチン・カーが店を開く」とあったが、訪問した2月
  7日(日曜)はホットドッグなど軽食のみだった。食事は期待しない方が良い。宮ヶ瀬湖畔まで行けば食事処が数軒ある。

軽 食

キッチン・カー(と言っても只の屋台)のみ。平日は自販機だけと考える方が良い。1.4km南にセブン・イレブンあり。

休憩施設

営業時間中は二階の休憩室が利用できる。トイレはあるが、なぜか女性用が二つだけ。??

トイレ施設

一般用も多機能トイレも全てウォシュレットを備えている。女性用はベビーシートも備えおり、これは全く文句なし。

温浴施設

約2km南(ルート地図)に村営のふれあいセンター 別所の湯、月曜(休日なら翌日)と年末年始休・10〜21時、サウナ・露天・
  休憩室・食堂など完備。700円は少し高い気もするが駅でP泊する場合はここで食事を済ませる方が良い、かも。

犬の意見

メインPの横を下ると川沿いに散歩向きの小道が伸びている。少し下流の橋を渡って山裾を歩くのも面白い。

近隣の見所

7kmほど南に奈良時代から続く 日向薬師(公式サイト)。平成の大修理(28年後半に完工)が終って支障なく参拝できる。
  吾妻鏡には鎌倉将軍頼朝と御台所政子夫妻による再三の参詣が記録されている。特に建久五年(1194年)8月は多数の
  御家人を率いた大規模なもので、婚約者の 志水義高を失ったため病床に伏した愛娘 大姫の平癒を祈る目的があった。
  詳細は目次「吾妻鏡を読む」の建久五年8月8日前後の記録を参照されたし。
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更に先には大山阿夫利神社(公式サイト)。明治初期の神仏分離で400mほど山裾寄りに移転した大山不動尊(wiki)も訪問
  しよう。どちらもケーブル駅から徒歩圏だから足が弱くても大丈夫。駐車場600円+ケーブル料金(こちら)が必要。
  両方のルート地図を参考に。

P泊する時の
総合評価
 ★★★★★★★★★★   EV車充電・可、Wi-Fi接続・可、 神奈川県で EV充電できる道の駅」を参考に。


     

        左: 国道246号方面から道の駅の敷地へ。左側フェンスの上は一段高い場所に建つ清川村役場、駅舎手前が道の駅の第一駐車場だ。
        中: 第一駐車場と二階建ての駅舎は元々の林業組合事務所で、業務縮小により道の駅に転用を計画したらしい。手前に消防組合の機材倉庫がある。
        右: 駅舎の筋向いが村役場の駐車場に登るスロープ。混雑した場合に使う計画だったらしいが駅舎北側に広いサブPが完成して停めやすくなった。


     

        左: 駅舎の前を過ぎた北側は緩やかな下り傾斜で、フェンスの左側が新設の広い第二駐車場。村役場に登るスロープの横には駐在所がある。
        中: 第二駐車場だけで約50台を収容できる。駅の規模から考えると余裕のある広さで、宮ケ瀬ダムの観光客のために整備したのだろう、と思う。
        右: 施設を含む案内図。「道の駅以外の施設もご自由に...」は女性用トイレやウォシュレットや階段昇降機に共通する配慮で、これは賞賛したい。


     

        左: 駅舎の第二駐車場側には24時間トイレの入口があり軽トラのコンテナ軽食が営業している。通常は週末と祭日、観光シーズンは常駐となる。
        中: 道の駅定番の産直野菜コーナー。比較的平地の少ない山沿いなので農産物の種類も量も特に多くはない。価格はそれなり、新鮮さは文句なし。
        右: その他、山里の産物は豊富で、春の山菜や秋のキノコは期待できそうだ。我が家の家庭菜園では作っていない泥ネギの袋を持っているのは妻。


     

        左: 地酒のコーナーもある。盛升は清川村の南隣、駅から5Kmの県道沿いにある厚木市七沢の 黄金井酒造の銘酒で、6名以上なら見学もできる。
        中: 少し貧相だが、手作りの菓子・惣菜コーナー。いまどき東京近郊で手作りの酒饅頭やぼた餅や赤飯なんて、なかなか食べられないよ!
        右: 二階のトイレ・休憩室・物産コーナーに登る広い階段。左側に見えるのは電動昇降機のレールで、この装置の設置は素晴らしい配慮だと思う。


     

        左: 女性用トイレが二ヶ所あるのは一回の利用時間から判断して女性客に不便を感じさせない配慮で、内部の大改装を避けた結果らしい。
        中&右: 学校か料理教室の実習室みたいだが、ここは二階の情報・休憩コーナー。ゆったりしたレイアウトで、とても落ち着けるスペースだ。


     

        上: 二階にある手作りの工芸品や布製品・手芸・陶器などの展示と販売のコーナー。昇降機に誘われて二階に足を運ぶ観光客は結構多い。