山梨県21駅 の中で 2番目 に開業した駅   甲斐大和  

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【 このルートでは中央高速を使って素通りするケースが大半だが、ゆっくりと旧道を辿る味も捨てがたい。】

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鳥瞰
甲州街道の難所・笹子峠を貫く新笹子トンネルの甲府側入り口の近く、2013年6月に天井崩落事故が起きた中央自動車道笹子トンネルと並行して走る、かつては江戸と甲斐を結んでいた笹子峠ルートである。
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駐車場もく施設全体も広くないし現在では「裏街道」っぽい存在なので休憩程度に利用されているだけだが、駅の機能は充実している。従業員の接客態度も良いし地道な営業努力も感じられるため、素通りは惜しい。
「甲州街道で一番の難所」と呼ばれた頃に峠の茶屋で売っていた笹子餅もゆっくり味わいたいし。名物に甘い(美味い?)ものあり 笹子餅...営業時間がもう少し長いと嬉しいのだが。
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新笹子トンネルは1958年(昭和33年)に有料道路として完成。昭和46年4月から無料となり国道に移管された。全長2953m、峠越えに比べて大きく時間短縮され山梨の産業と観光の発展に寄与している。中央高速(正式には中央自動車道)新笹子トンネルが供用開始となった1977年(昭和52年)以降は交通量が激減し、ローカルな旧街道のトンネルになってしまった。こちらの方が遥かに楽しいのにね。
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駅の北東を流れる日川沿いには天正十年(1582)3月に信長軍に追い詰められ自刃した武田勝頼一族と近臣の菩提を弔った景徳院や、更に上流には武田家滅亡に関わる史跡が点在する。勝沼ぶどう郷まで約5km、国道20号を北へ迂回して勝沼〜塩山〜牧丘〜石和〜甲府を巡るドライブルートも四季それぞれに味わい深く、特に桃やぶどうのシーズンにはワイナリーの見学や試飲も楽しめる、首都圏近郊の定番観光地だ。

基本データ

甲州市大和町初鹿野2248 0553-48-2571  休業:水曜と12/27〜1/3休  国道20号沿  日本橋から一般道で 112km

リンク先
近くの駅は

花かげの郷:20km  つる:26km  とよとみ:28km  みとみ:34km  かつやま:36km  富士吉田:38km  どうし:39km

駐車場

公称は大型車7台・普通車60台、実質はもう少し狭いと思うが、大型車の分離は出来ている。

騒 音

国道の坂を登る大型車の影響が大きいがP泊できない程の騒音はない。駅舎裏のサブPなら問題なく静かに過ごせる。

物 販

9〜18時、土産用の甲州ワイン・各種のほうとう・山村の産物などがメイン。商品は多彩で結構豊富だ。
休日にはトイレ棟の手前で地場産の野菜などを売る青空市が開かれている。未確認のため価格レベルは不明。

食事処

レストラン「けやき」は閉鎖、2014年春現在は普通の食堂として営業している。営業は8時半〜18時、500円の朝定食あり。

軽 食

食事処が軽食を兼ねる。メニューはこちら、価格はごく一般的。

休憩施設

9時〜18時、軽食コーナーに隣接してほぼ兼用。駅の規模の割にはスペースも広く施設も充実している。

トイレ施設

公園手前にある別棟のトイレは屋根付きの回廊で結ばれ、施設は古いが管理は良い。障害者用も含めウォシュレットなし。

温浴施設

駅の敷地とその周囲には入浴できる施設は見当たらない。
約9km北西のぶどうの丘天空の湯、眺望絶景の立ち寄り温泉だ。無休・8時〜22時・露天付き・610円。

犬の意見

敷地の奥の高台に小さな公園がある。駅の裏にも車の入らない舗装道路があり、国道沿いだが散歩場所には困らない。

近隣の見所

天空の湯を併設した勝沼ぶどうの丘、北側の日川(にっかわ)周辺には武田滅亡の史跡(サイト内リンク・別窓)が点在する。
その他近隣にはメルシャン勝沼ワイナリー・武田家所縁の大善寺・ワインカーブのある 大日影トンネル遊歩道など見所多数。
甲州街道の難所だった大月の観光スポット猿橋(サイト内リンク)は甲州街道(旧道)を東へ22km、無料Pあり。

P泊する時の
総合評価
 評価は ★★★★★   P泊は兎も角として、落ち着いた雰囲気は好ましい。


     

        左: 甲府市街地から長い登り道が続いて新笹子トンネルへ。その手前に建つ駅からはトンネル入口の四角いコンクリート構造物が見える。
        中: 笹子峠には甲州街道の新笹子トンネルの他、中央道と中央本線が別の笹子トンネルを通る。その他、旧街道には古い隧道も残っている。
        右: 駅舎と駐車場は国道に沿って長く、甲府側に大型車用・トンネル側にトイレ棟と小さな公園、その間に結構大きな駅舎が建つ。


     

        左: 敷地は国道と同様に傾斜している。駅舎左側には階段があるが一番奥のトイレ棟の部分は駐車場とフラットな平面になる。
        中: 国道から入って正面と左が大型車用の駐車場。写真右奥に駅の裏へ回りこむ道路が通じている。右手の三角屋根は電話BOX。
        右: 敷地の入り口近くには「道の駅 甲斐大和」と刻まれた自然石が置かれ、裏側には建設の由来が次の様に書き込まれている。
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            リニア実験線建設の残土を埋め立てた場所に、山村と都市の交流・住民の就業の増大と所得向上・観光の案内拠点とするため、
            総事業費九億二千八百万円を投入し平成八年三月完成した。 大和村長 平山安夫  題字 有賀政代書



     

        左: 二つの三角屋根に挟まれた駅舎の中央階段。自動ドアを入ると物販コーナー、左側が休憩&情報&軽食コーナーへ続く。
        中: 右側の階段がレストラン「けやき」の正面。さすがに雰囲気は軽食コーナーより落ち着いている。ただし、メニューに大差はない。
        右: 「けやき」の右側には障害者用の駐車場とモニュメント。青い帯は日川の流れ・赤は果樹・茶の石柱は特産の蕎麦を表す、らしい。


     

        左: 右隅のトイレまでは屋根が架けられており、雨の日も濡れずに移動できる。裏側の従業員用駐車場がP泊のお薦めスポット。
        中: 別棟のトイレを裏側から撮影。築後10年以上を過ぎた設備は古くはなっているが管理が行き届き清潔さが保たれている。
        右: 駐車場のトンネル側の石垣の上に公園が造られている。やや殺風景だが、ちょっと休憩する程度なら問題はない。


     

        左: 東屋が設けられ、水道やベンチも置かれている。利用者は(特に寒い季節には)ほとんど見られない。
        中: 公園の裏手には排水路があり歩道橋が架けられている。雨天にはかなり激しい勢いでトンネルからの排水が流れ下る。
        右: 横から見ると殺風景な鉄骨だが一見すると頑丈な木材で造られているように見える。山に向って更に静かな遊歩道が続く。


     

        左: 歩道橋そばにある旧・大和村の農産物加工体験施設。「ほうとうづくり体験」ができる、らしいが...。詳細は こちら で。
        中: 体験施設の前から駅舎を振り返る。施設の裏側には専用の駐車場があり、駅の裏からここまでは車の通行が可能だ。
        右: 用水路の横には従業員用の駐車場があり、閉店後ならばここでP泊も可能。建物の陰になるため比較的静かでトイレも近い。


     

        左: 駅舎左側の軽食施設の隅にはインフォコーナーがきちんと確保されている。管理も良く、施設の古さはまったく感じない。
        中&右: 軽食&休憩コーナーは非常に広く、テーブルの数にも余裕がある。従業員の対応も親切で好感が持てる。二重丸!


     

        左: 物販コーナーは通路が広く陳列にも押し付けっぽさがない。まぁ土産物についてはどこの駅も大差はないが...。
        中: 訪問時期は早春だったため野菜類はやや少なめ。暖かな季節の休日には朝市が開かれるから一度訪問しようと思う。
        右: 甲斐路と言えばワイン。甲斐大和ブランドのオリジナルワインも数種類(1300円〜)扱っている。


     

        左&中: 山梨定番の「ほうとう」、各種。どこの駅でも扱っているのは殆ど同じメーカーの品物で、一部にオリジナルが見られる程度。
        右: 旧・大和村オリジナルの味噌・漬け物・瓶詰類。他に菊科の多年草をヨモギの替りに練り込んだ「うらじろ饅頭」(6ヶ入り・600円)の人気が高い。
休日などには焼き饅頭(120円)も食べられる。